水質測定機器

IoT機器

陸上養殖の普及に欠かせない水質管理のDX化

遠隔管理による見える化で飼育環境の最適化と現場負担を大幅削減

  • 節電・省エネ
  • コスト削減
  • 自動化
  • 省人化
  • 可視化
  • 業務効率化・生産性向上
  • モニタリング
  • 設備監視
  • IoT
  • 水質保全
  • 点検・メンテナンスの軽減
  • 工場・倉庫
  • 水処理施設
  • 海・河川・貯水池・ダム
魚食需要の世界的な拡大と海面養殖の適地不足を背景に、設置場所の制約が少ない陸上養殖への参入が加速しています。
しかし、限られた水槽環境で安定した生産性を維持するためには、刻々と変化する水質を継続的に把握し、適切な管理を行うことが不可欠です。

陸上養殖における遠隔水質監視とは、水質を常時把握し、生産性の向上と飼育リスクの低減を実現するためのIoT活用ソリューションです。
オプテックスの「WATER it データマネジメントサービス」は、溶存酸素(DO)やpH、濁度などの重要な水質指標を自動計測し、異常発生時のアラーム通知とデータ分析による飼育環境の最適化を支援します。
これにより、人手による巡回業務の負担を軽減するとともに、魚の疾病発生や大量死のリスクを低減し、効率的なスマート養殖の実現を支援します。

水質管理のDX化について相談する

なぜ今、陸上養殖が注目されるのか

陸上養殖とは、海や川から離れた陸上の水槽や養殖施設で、水質や水温などの飼育環境を管理しながら魚介類を育てる養殖手法です。

新興国の所得向上や健康志向を背景に水産物需要が拡大する中、海面養殖の適地不足を補う手段として注目されています。
また、天候や海況の影響を受けにくく、安定した生産を実現しやすいことも特長です。

これに対し、陸上養殖は設置場所の自由度が高く、飼育環境を管理しやすいため、多様な魚種への対応や計画的な生産が可能です。
ただし、限られた水槽内では水質が変化しやすいため、継続的な水質管理が陸上養殖の重要な課題となっています。

世界の漁業・養殖業生産量の推移を示したグラフ。天然漁業は横ばい傾向で推移し、養殖業の生産量は増加を続けている。
世界の漁業・養殖業生産量の推移(出所:令和7年度 水産白書)

陸上養殖を成功させるためのポイント

陸上養殖を成功させる鍵は、飼育方式に応じた適切な水質管理と、データに基づく継続的なモニタリングです。

陸上養殖には、かけ流し方式、半閉鎖循環方式、閉鎖循環方式の3方式があります。
それぞれで水の循環方法や設備構成は異なりますが、養殖魚の生育環境を維持するためには、水質を適切に管理することが欠かせません。

陸上養殖の方式(かけ流し方式、半閉鎖循環方式、閉鎖循環方式)

養殖魚を効率よく成長させるには、成長段階や飼育環境に応じて、給餌のタイミングや量を適切に調整する必要があります。

限られた容量の養殖池(いけす・水槽)では、エサの食べ残しによって水質が悪化することがあります。
また、養殖魚の活動量が増えると溶存酸素量が低下し、排せつ物によってアンモニア濃度が上昇します。

養殖池の水質は常に変動するため、現場の状況を継続的に確認し、水質悪化の兆候を早期に把握することが重要です。
管理が不十分な場合は、養殖魚の疾病発生や大量死につながるおそれがあります。

水質を見える化し、蓄積したデータを活用することが、自社独自の養殖ノウハウの確立と生産性向上への近道です。

陸上養殖で養殖魚の成長や水質の状況を記録する人

スマート陸上養殖を実現する
WATER it データマネジメントサービス

「WATER it データマネジメントサービス」とは、水質データの遠隔監視と見える化を実現するクラウド型データ管理サービスです。
溶存酸素やpH、濁度などの測定値を一元管理し、表やグラフで確認できるため、データに基づく陸上養殖を支援します。

陸上養殖用 WATER it データマネジメントサービスのイメージ図
陸上養殖用 WATER it データマネジメントサービスのイメージ図

遠隔管理による巡回業務の効率化

水質センサーで測定した溶存酸素やpH、濁度などの値は、パソコンやスマートフォンからいつでも確認できます。
現地での巡回測定を減らせるため、人手不足に悩む現場でも継続的な水質管理が可能です。
異なる場所にある養殖施設の状況もまとめて確認できます。

WATER it データマネジメントサービスのパソコン画面

データの見える化による飼育環境の最適化

測定値は、リスト表示やグラフ表示で確認できます。
さらに、日報・週報・月報として出力できるため、水質変化の傾向把握に役立ちます。
測定データはCSV形式でダウンロードが可能です。
養殖魚の成長記録と照らし合わせることで、給餌量や養殖環境の改善に活用できます。

WATER it DMS 画面イメージ

異常を知らせるアラーム機能

あらかじめ設定した水質の上限値や下限値を超えた場合は、パソコンやスマートフォンにメールで通知します。
水質変化の兆候を早期に把握できるため、異常発生時の迅速な初動対応が可能です。
その結果、養殖魚への影響を抑え、安定した飼育環境の維持につながります。

スマートフォンでアラームメール通知を受信

このように、WATER it データマネジメントサービスは、水質管理の負担軽減とデータ活用を支援するクラウド型データ管理サービスです。

WATER it データマネジメントサービスについて相談する

WATER it によるスマート養殖で
SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献

近年、企業にはSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みが求められています。
WATER it は、水質データの遠隔監視と見える化でスマート養殖を支援し、持続可能な養殖生産に貢献するサービスです。

一人ひとりが水と向き合い理解を深めることは、水環境全体の意識向上へとつながります。
オプテックスは、この意識の輪を個人から企業、家庭、地域へと広げることで、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。

WATER it のビジョンイメージ 手で水をすくう

水質管理を DX 化する「WATER it データマネジメントサービス」の詳細はこちら

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