気候変動に対する取り組み

気候変動に対する取り組みのイメージ

ニッチも積もれば山となる!
センサーの力でCO2削減貢献量の増加を目指す

オプテックスの自社排出CO2の多くは、電気の使用によって発生しています。一方で事業活動上、自社排出量は決して大きくなく、販売後の製品をご使用いただく際に必要となる電力が大きな割合を占めています。そこでオプテックスは自社活動における排出削減を目指すとともに、製品・ソリューションの進化によって電力消費量を削減したり、ライフサイクルを長くしたり、さらには特殊な機能を追加したりすることでCO2削減貢献量をさらに増やしていきたいと考えています。

具体的には2018年に17.5%だったCO2削減貢献ができる製品・ソリューションの売上高比率を、2025年を目途に25%に引き上げる予定です。

CDP Scope1と2を示した図
Scope1
自社での燃料使用や工業プロセスによる直接排出の温室効果ガスの排出量
Scope2
他社から供給された電気、熱、蒸気を使用した事による間接排出の温室効果ガスの排出量
CDP 自社排出と他者排出の割合を示した図
Scope3
オプテックス製品を使用する際に発生する他者排出
オプテックス製品の使用によって生まれる削減量を示した図
Avoided emissions(削減貢献量)
自社の技術や製品が使われたことで抑制できたと推定した排出量

ニッチも積もれば 1

ドアの無駄開き削減や効果的なセンサー運用で
CO2を減らす

センサーを賢く使えば、電力使用量を削減することができます。
ここではオプテックスの代表的な製品の使用によって、どのくらいCO2排出量を削減できるかをシミュレートいただけます。

向かってくる人だけにOPEN!
空調効率アップで電力消費量約30%削減

赤外線自動ドアセンサー
「eスムースセンサー」

シャッターも無駄開き低減!
工場や倉庫におススメのCO2削減策

シャッターセンサー
「OAM-EXPLORER」

実は何百万台も稼働中!
省電力の電池式屋外用防犯センサー

電池式侵入検知センサー
「VXS-RAM(W)(J)」

使用時のCO2排出ゼロ。
ソーラー式センサーライト
高光量とバッテリー効率を両立!

ソーラー式センサーライト
「LC-2000」

■CO2削減貢献量をシミュレートする

ニチツモ simulator

  • 毎年

    自動ドアセンサー
    eスムースセンサー
  • 毎年

    シャッターセンサー
    OAM-EXPLORER
  • 毎年
    00
    電源式侵入検知センサー
    VXS-RAM(W)(J)
  • 毎年
    0
    電源式屋外照明
    LC-2000

シミュレーション結果

現在ご使用の装置に比べ、10年間で0tのCO2を削減

  • eスムースセンサー
  • OAM-EXPLORER
  • VXS-RAM(W)(J)
  • LC-2000

※上記のシミュレーターは毎年同一台数の機器を導入した際の削減効果を示しています。CO2換算係数(0,453kg-CO2/kWh:2021年発表値)は日本地域での販売を前提に算出した目安の数値です。また削減効果を保証するものではありません。

CO21tってどのくらい?

3,600km

一般的なガソリン車で
3,600㎞走る

20,000時間

テレビを
20,000時間見る

4,000時間

家庭用エアコンを
4,000時間使用する

132,000

紙(A4サイズ)
約132,000枚分

ニッチも積もれば 2

CO2を削減していても災害発生が「減る」わけじゃないから
安全・安心を守るプロダクト開発

気候変動が鈍化したとしても、災害が今より減るわけではありません。だからこそ同時に災害対策も進めることが大切です。
オプテックスは強みであるセンシング技術やIoT技術を活用し、「遠隔モニタリング」や「避難誘導灯」といったサービスや機器を開発しています。

アンダーパスなどの冠水や土砂災害の発生を
遠隔で管理できる機器 & サービス

クイック・モニタリングサービス

避難経路や避難場所に
多くの採用実績を持つソーラー照明

ソーラー式センサーライト
「LC-2000」

ニッチも積もれば 3

再エネ率向上に向けたアクション
ソーラー発電増設のスピードジャッジ

オプテックス本社および一部の国内拠点・子会社は、再生可能エネルギーを積極的に調達する企業から購入した電気を使用しており、本社においては今後の再生可能エネルギーへの切替えを計画しています。加えて本社の太陽光パネルを2024年に増設、また一部の国内子会社では新たに太陽光パネルを設置し、国内の事業所において併せて約150 t-CO2/年の削減を実現します。

CDPの気候変動調査について

CDPは、ロンドンに本部を置く国際的な非政府組織で、世界の主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析し、企業の取り組みを「A、A-、B、B-、C、C-、D、D-」の8段階で評価しています。(無回答の場合はF)

オプテックスはCDP気候変動に関する質問書への回答を実施し、2022年に「B」評価、2023年にはリーダーシップレベルの「A-」評価に認定されました。

CDPによるオプテックスの評価(2023年度)

CDP気候変動質問書2023

本社から見る琵琶湖

【無料ダウンロード】オプテックスのサステナビリティソリューション

資料中面のイメージ

[削減貢献量の算出について]
・「無駄開き」によるエネルギー損失は「CEN/TR 16676:2014 - Energy losses by industrial door」の基本モデルに準じるが、以下の点のみ自社基準で算出。
 冷暖房日数 :モデル243日の半分=121.5日とした。
 ドアサイズ :日本における両引ドアサイズと等価な「Size classification」は“Pedestrian S2”を選択。
 建物容量  :一般的なコンビニ平均面積110m2×天井高2.7mより300㎥とした。
 開放サイクル:自動ドアの安全ガイドブックより、開速度500mm/s以上、閉速度350mm/s以上、 開放保持時間1~5秒から、開口2mの両引ドアを想定し、開2秒、閉3秒、開放保持時間を中央値の3秒とし8sとした。
・「センサーライト」は同当社LED照明製品の明るさに相当する従来光源(水銀灯80W相当など)および消費電力、1日当たりの稼働時間(12時間:夜間のみ使用)、kwhあたりCO2換算係数の積をCO2排出量として算出。
・「防犯センサー」は同モデルの電源駆動タイプの消費電力と比較。kwhあたりCO2換算係数の積及び、一般的な配線(50g/m)、配線距離(10m)と配線1kg当たりCO2換算係数の積の和をベースラインのCO2量として算出。

電話でのお問い合わせ

本社(滋賀)
077-579-8000
東京支店
03-5733-1722