IoTで見守るスイミングプールの水質
フィットネスクラブの毎日の水質管理を効率化
- コスト削減
- 自動化
- 省人化
- 可視化
- 業務効率化・生産性向上
- モニタリング
- IoT
- 水質保全
- 点検・メンテナンスの軽減
- その他
フィットネスクラブやスポーツジムでは水処理技術と現場スタッフの努力によって、快適で衛生的なプールや浴場施設の水質が維持されていますが、日々の労力も積み重ねると大きくなります。オプテックスが提案する水質管理を DX 化する「WATER it データマネジメントサービス」を活用すれば、検査や管理業務を効率化でき、人手不足の解消につながります。
プールの水質を毎日、確実に管理するには
近年のフィットネスクラブ業界は女性限定、シニア層向け、目標達成支援型など顧客ニーズに応える新しいサービス提案を通じて、会員数増加を図っています。
スイミングプールの水も付加価値の一つとなっており、例えば塩素臭を抑えた肌にやさしい水や、高い透明度の水をアピールしているクラブも多く存在。快適で衛生的な水の維持管理が会員にとって重要なサービスであることが分かります。
プールの水質検査は現場スタッフが検査手順に基づき、毎日数回実施されています。測定記録は現場で保管され、かつ管理者へ報告されますが、作業のほとんどが人の手に依存。担当者の入れ替わりや人手不足によって、水質管理業務の安定的な運用に苦慮しているクラブは少なくありません。
実際に測定の知識やノウハウが十分浸透しておらず、精度にバラつきが生じてしまうケースも発生しています。加えて報告を受ける管理者は必ずしも現場に常駐していないため、監視業務を全体最適する有効な方法がありませんでした。
IoTの活用で、水質監視業務の大幅な効率化が可能に
例えば連続自動測定が可能な残留塩素計をプールの“ろ過機”に設置し、測定管理を自動化します。測定値はIoT無線ユニットを経由してクラウドサーバーにアップ。機器を都度設置し直す必要がないため、エア噛みなどの機器トラブルリスクも回避しやすくなります。
現場スタッフによる残留塩素濃度の定時測定には、ブルートゥースを搭載した測定機器「WATER it」を活用できます。測定データをスマートフォンへ送信し、自動的にクラウドサーバーへ蓄積。瞬時に測定データの一元管理が可能です。
温度・湿度・水温といった測定機器もIoT無線ユニットで接続すれば、クラウド上で運用できるため現場のペーパーレス化を実現できます。
クラウドの測定データを分析して運用を改善
管理者はクラウドサーバーに蓄積された測定データを分析し、現場の運用確認と改善のアクションをとることができます。測定ポイントに誤りが見つかれば、遠隔からでもスタッフの指導ができ、また人の入れ替わりがあっても短期間で業務を安定化させやすくなります。このように水質管理をどこからでも“見える化”することで、今まで発見に時間と手間を要していたエラーに対し、素早い対応が可能となります。
水質管理を DX 化する「WATER it データマネジメントサービス」の詳細はこちら
よくあるご質問
- 水温やプールの温度、湿度などの情報も一括することはできますか?
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アナログ4-20mA出力信号を保有する機器ならIoT無線ユニットを用意していますので、一括管理できます。
- 測定データのグラフ化やデータのCSVダウンロードは可能ですか?
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可能です。但し、ご要望や選択機種によって、サービスアプリを別途ご準備頂く必要があります。
- IoT無線ユニットの通信方式は何ですか?
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Sigfoxと大手キャリア通信に対応していますが利用用途と設置環境に応じてご提案が可能です。
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