ブレーカの遠隔監視システムにオプテックスのIoT無線ユニットが採用されました

ブレーカの稼働状況や停電の発生を遠隔監視
テンパール工業 様

  • 広島県
  • 省人化
  • 業務効率化・生産性向上
  • モニタリング
  • IoT
  • 点検・メンテナンスの軽減
  • 発電所・変電所
  • 農場・栽培施設
  • 建設現場

テンパール工業様は、1951年に安全ブレーカの開発・販売を開始され、漏電遮断器のパイオニアとして業界をリードし続けられています。

テンパール工業の会社外観

【 課 題 】
ブレーカと組み合わせて使用できる最適な通信機器を検討

テンパール工業様には以前から「ブレーカの状態や停電の発生を遠隔監視できないか?」という要望が寄せられており、ブレーカと組み合わせて使用できる最適な通信機器を探されていました。
また、テンパール工業様の商品コンセプトは「シンプルにお求めやすく」お客様のご要望を実現するものであり、通信機器もこのコンセプトに適したものを求められていました。

通信機器の選定ポイント

  • 初期費用・運用費用を抑えて必要項目の遠隔監視が開始できる
  • Wi-FiやLANが整備されていない場所でも通信できる
  • 屋外使用可能な防水構造
  • 接点信号が2ch以上入力できる
  • 電池駆動

【 解決策 】
ブレーカのON・OFF(停電)やトリップ情報を送信する
シンプルな通信機器を採用

これらの条件をすべて満たすとして、ブレーカ遠隔監視システムの通信機器で当社のIoT無線ユニットを採用いただきました。

本システムではパソコンやスマートフォンを通じて、ブレーカのON・OFF(停電)や、トリップ(漏電や電気事故によりブレーカが落ちた状態)を遠隔監視できます。またブレーカが動作すると、自動で管理者にメールが送信されます。

IoT無線ユニットがテンパール工業のIoTブレーカシステムにつなげられている製品写真。

システムの活用先として提案されているのが「建設現場の仮設盤」です。

感電やショートなどの事故発生時にブレーカがトリップすると、安全管理担当者にメール通知が届くため、迅速に現場に駆け付けられます。「電気の異常でブレーカが落ちた」のか、「人がブレーカをOFFした」のかが見分けられるため、必要な時だけ現場点検することができ、定期巡回が効率化。
また、ブレーカの動作履歴が確認できるため、従業員が業務開始・終了時にブレーカをON・OFFするだけで、責任者が現場の稼働時間を把握できるようになります。

テンパール工業のブレーカ遠隔監視システムの操作画面イメージ。建設現場の仮設盤イメージ。

テンパール工業株式会社 担当者様 コメント

ブレーカと通信端末をセットで提案することで、お客様に新たな価値を提供しています。
当社が「コト売り」ビジネスをはじめる、大きな一歩を踏み出すことができました。

導入機器

システム採用企業 テンパール工業株式会社様

今回ご紹介した「IoTブレーカシステム こねこ」を2021年12月に受注開始されました。
建設現場以外にも、施設農業や太陽光発電所、養殖事業などでの活用が見込まれます。

システムの特設ページ

会社HP

テンパール工業株式会社のロゴ

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