タンク内の残量を簡単にIoT化
最適な補充タイミングを通知
工場などでもIoTを活用した遠隔監視の動きが活発化しています。今まで人が行ってきた作業をセンサーやIoT技術を使って自動化し、人手不足の解消や取得データの活用による業務効率化を実現できるためです。例えば、燃料や潤滑油を貯蔵するタンクでも、オプテックスのIoTソリューションが活躍しています。
【 課 題 】
非効率な工場におけるタンク内残量の巡回確認作業
残量を確認するには、タンクのある現場まで定期的に確認することが一般的。広大な敷地の工場の場合、分散して設置されていることも多く、巡回するだけでかなりの時間がかかります。
残量を計量するために高所に上ることがあるなど、安全上の問題もあります。また、検量結果を手作業で記録すると、記入ミスが起こることが課題でした。
経験に頼った貯蔵物供給事業者の巡回補充業務
貯蔵物を供給する事業者もまた、巡回補充業務を行っています。しかし経験に基づいて行っているケースが多くあり、貯蔵物が十分あるのに補充に行ったり、不足しているのに補充が遅れたりという事態が発生しています。
巡回補充業務は非効率な面が多いだけでなく、生産ラインや作業の停止といった機会損失や顧客満足度の低下につながるリスクを常にはらんでいます。
【 解 決 策 】
オプテックスのタンク内残量の遠隔監視ソリューション
検出センサーからの信号をIoT無線ユニットでクラウドに伝達し、残量を可視化し遠隔監視できるようにします。また、貯蔵物の補充タイミングをメールで通知することも可能です。
- 業務効率化
・遠隔監視によるリアルタイムなデータ収集で、巡回や検量・集計作業を省力化
・残量を可視化し、在庫管理や発注業務を効率化
・残量データの分析から適切な巡回補充コースを策定し、配送業務を効率化
- 生産性向上と労働環境の改善
・業務の効率化により、人件費を削減
・余裕のできた時間を違う業務に活用
・危険を伴う高所など悪環境での作業を低減
既存タンクに簡単に導入でき、すぐに運用可能
しかも通信コストは低価格
IoT無線ユニットは、タンクに設置された残量を検出する各種センサーと接続可能。
タンクに簡単に後付けができるので、短期間でタンク内残量の遠隔監視を実現できます。
- 既存タンクへ簡単に接続可能
すぐにIoT対応機器としてご活用いただけます。しかも電池駆動タイプなら大掛かりな工事も不要。
電池交換なしで最長10年間の長期利用が可能です。メンテナンスの負担を軽減します。
(使用回数による。外部電源供給タイプもラインアップ)
- LPWA通信で低価格運用
LPWA※1のSigfoxもしくはLTE Cat M1に対応。
低価格・省電力・長距離伝送という特長があります。
- 屋外使用可能な防水構造(IPX5)
さまざまな場所での遠隔監視に対応した高い防水性能。
屋外でも安心してご利用いただけます。
【 活 用 例 】
※1. LPWA(Low Power Wide Area,省電力広域ネットワーク):
少ない消費電力で、長距離通信ができる無線通信技術の総称です。機器の電流消費を抑えながら、データを収拾する基地局まで電波を届けることができ、IoTソリューションに有効な技術として注目を集めています。
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