2019年10月18日

テロ対策特殊装備展(SEECAT)’19 出展レポート

出展のご報告

日時:2019年10月2日(水)-4日(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟 Bホール
小間番号:SG-19

「テロ対策特殊装備展(SEECAT)’19」は国内唯一のテロ対策に特化したクローズドショーで、国内外よりテロ対策に関わる先端技術を有する企業が集結し、テロ対策の最新機器・情報が集まる展示会です。

本展示会では多くのお客様にご来場いただき、盛況のうちに終了することができました。

出展内容

一瞬の隙も見逃さない ハイレベルセキュリティ

屋外も屋内も
脅威となる不審者をブロックする

近年、テロや犯罪の凶悪化、内部関係者による情報漏えいなどが社会問題化し、インフラや国防を支える施設整備のセキュリティ対策は重要性を増しています。

今回の展示会では、国防を支える施設整備、エネルギー施設、インフラ、湾岸、イベント会場などのセキュリティに主導的な役割を果たすシステム・製品のデモ実演を行いました。

 

侵入検知
外周警戒
制限区域への不正侵入を未然に防ぐ
フェンスからの侵入に対しよじ登りや切断、乗り越えを警戒し、最長5kmにわたって不審者の侵入区画を特定します。


国を挙げてセキュリティ対策が進む中、屋外に設置される防犯用センサーは、環境と設置条件に最適なシステム構築と機器選定が検知精度向上の鍵となります。
今回の展示会では、9月に発売した新製品である注意警報機能付き光ファイバー振動検知センサーと、テンションセンサー、そして新製品のツインレーザースキャンのデモ実演を行いました。

来場いただいた施設設備担当者からは「不正侵入対策として外周警戒のシステムを探しに来たが、目的に合わせこんなに多彩なアプローチ方法があると知らず驚いた。トータルコーディネートとしての提案を受けられるため、非常にメリットを感じる」という声をいただきました。

 

カメラ連携
カメラ監視の強化
センサーとカメラの連動によるモニタリング
センサーで侵入者の位置を特定、監視カメラで侵入者の移動に合わせて追尾します。また、カメラ用補助投光器により、昼夜を問わず決定的瞬間を逃しません。


セキュリティ対策として監視カメラの普及が加速するなか、車番認証システムや人の混雑や行列を把握しマーケティングやCS向上に繋げるデータ収集、道路や設備の劣化診断を行うモニタリングなど、カメラ活用の用途は多様化の一途を辿っています。
しかし、カメラ性能だけでは十分な映像を取得できない低照度の場所や、夜間など暗闇での撮影はカメラ性能を最大限に引き出す補助投光器が必要です。

今回の展示会では、9月に新しく発売した赤外光と白色光の照明を1つのユニットに統合したハイブリットタイプの補助投光器「ハイブリット」と、車番認証システムに特化した走行車両向けの車番認証システム用投光器「パルススターシリーズ」に加え、広範囲を1台で検知しPTZカメラとの高い連携性能を持つ屋外カメラ追尾用レーダーセンサーの展示を行いました。

来場いただいたお客様からは「防犯用途に限らず、工場の生産ラインなど精密な画像解析が求められる用途に使用検討できるほど、画像の隅まで届く均一で滑らかな配光だ」と補助投光器に対しお声をいただきました。

 

アクセスコントロール
屋内警戒
重要なエリアへの不正侵入をシャットダウン
ICカードや指紋認証など、認証装置だけでは検出できない「共連れ」侵入を検出し、物理的セキュリティを強化します。


個人情報や機密情報など企業における重要情報の管理は大きな課題であり、ICカードや顔認証などの入退室管理機器だけでは、正規の認証者の後に続いて入室する不正侵入(共連れ)を完全に防ぐことはできません。

今回では、リアルタイムで人の動きや人数を高速かつ高精度に認証・追跡することができる、共連れ検出システムのデモ展示を行いました。

実演とシステム説明を受けたシステムインテグレーターの担当者からは「カタログなど資料を通じ製品原理は知っていたが、実際にデモを体感するとここまでリアルタイムに人の形状を立体的に把握し、追跡できると知り驚いた。工場やデータセンターなど、入退管理が厳しく求められる現場に積極提案をしたい」と声をいただきました。

 

 
 
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また、展示会に出展した製品以外にもセキュリティ関連システム・機器を多数取り揃えております。
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