空港セキュリティソリューション

世界各地でアジアからの観光客が大幅に増えています。世界最大規模のデジタル航空情報会社が発表した「OAGメガハブ・インターナショナル・インデックス2018」によると、国際メガハブ空港ランキングのトップ20位には、アジア太平洋地域の空港が計6空港もランクインし、今後10年で350超もの空港が新設されると見込まれています。
空の玄関口となる空港は、さまざまな人々が行き交う場所。絶えずテロや不審者の出入国、不審物や禁止薬物の不正輸入の危険性がつきまとうだけに、セキュリティ対策は最重要かつ難しい課題といえます。

【 課 題 】

  • 施設内それぞれの特性に合わせたセキュリティ強化が必要
  • 広大な敷地や十数キロに及ぶ外周を警戒する必要がある
  • 人の出入りがあるスペースでは、不法な出入国や物品の受け渡しを防ぐ必要がある
空港セキュリティーチェックゲート

【 対 策 】

空港の外周とフェンスをビジュアルベリフィケーションでガード

空港の外周、燃料保管倉庫、航空機の格納庫(Aircraft hangars)などにはレーザーセンサー、フェンスには光ファイバー振動検知センサーを取り付け、空港の外全体を隙間なくガード。センサーと監視カメラを連動させることにより、画像で侵入者を確実に補足。現場での対応を迅速化できます。

空港外周の金網

Aircraft Hangarsでの航空機破損をセンサーで防止

航空機の格納庫(Aircraft Hangars)内の限られたスペースでは、機体を壁にぶつけないよう細心の注意を払う必要がありますが、オプテックスのレーザーセンサーを設置することで、危険なエリアへの航空機の接近を警告音で知らせられます。作業員の目視や声掛けに頼らず、事故のリスクを回避できます。

空港飛行機格納庫

出入国管理エリアでの投げ渡し行為をセンサーがキャッチ

出入国管理近辺の通路で、審査チェック済み者がチェック前の者にパスポートなどを投げ渡す不正行為があります。この不正には出入国管理の前後を隔てるエリアに、レーザーセンサーを設置する策が有効です。投げ渡しを検知し、確実に捉えます。

空港入国管理

搭乗待合室につながるスロープへのセンサーが不審者を検知

搭乗待合室は、そこに繋がる階段やスロープが入り組んだ構造になっているため、I.D.チェックを不法に回避できてしまうポイントがあります。
そこで、オプテックスではスロープ・階段の空間にレーザーセンサーを水平に設置することを提案しています。異常な動きを確実に捉えることでテロにつながる危険な不審者はもちろん、遊んでいる子どもが転落した場合など、事故の検知にも役立ちます。

従業員施設に侵入する不審者は共連れセンサーがブロック

オプテックスの「共連れ検知センサー」を活用すれば、従業員の指紋認証通過後に、別の人間が重なるように通り抜ける「共連れ」もブロックできます。人同士がぴったりくっついていても、人間が2人以上検知された場合には通過先の扉は開かず、元の入口へ戻ることを促し、不審な侵入者を確実にブロックできます。

手荷物レーンでの逆行行為を見張るセンサー

手荷物を受け取るレーンのエリアは、出口に向かう一方通行になっています。しかし、自動ドアが開いた瞬間に逆行して侵入を試みる不審者が少なからず存在します。そうした逆行もオプテックスのセンサーが検知。警告音や警備員への通知で、事件・事故を未然に防げます。

空港スーツケースコンベアー

【 効 果 】

  • 空港施設全体のトータルセキュリティソリューションを構築できる
  • 警備や作業員にかかる人件費を抑制しつつ、セキュリティレベルを向上できる
  • 国際競争にさらされる空港にとって、ブランドイメージの醸成にも貢献する

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