2020年02月12日

Inter Aqua 2020 出展レポート

出展のご報告

日時:2020年1月29日(水)-31日(金)
会場:東京ビッグサイト 南1・2ホール
小間番号:2S-S18

「Inter Aqua 2020」は“水循環のスマート化と水ビジネスの時代を切り拓く”をテーマにした展示会です。

本展示会では多くのお客様にご来場いただき、盛況のうちに終了することができました。

出展内容

IoTを活用した水質遠隔管理を手軽に実現。はかる×つたえる×みる×てをうつ

水質管理における管理者と実務担当者が抱える課題を、オプテックスの水質センサーとIoT技術を組み合わせて、遠隔で管理するソリューションを4つのキーワードでご提案しました。

「はかる」  現場で必要な水質項目を計測できる水質センサーをラインアップ
「つたえる」 水質センサーで計測したデータを無線でクラウドに保存
「みる」   PCやスマホでどこからでも計測結果を確認
「てをうつ」 計測データの傾向値から対策やメンテナンス計画を立案、異常発生時にはプッシュ通知で迅速に対応

コンセプト動画

 アプリケーション

工場
取水~排水
・濁度、SS、pHの計測と管理
・薬剤などの残量管理



工業用水を大量に使う工場では、生産品や各工程ごとに水質管理項目が違うため、オプテックスがラインアップしている水質センサーと特長を説明いたしました。
そして、いかに簡単に水質計測結果を遠隔で管理できるかを展示機器とパネルで見ていただきました。


[お客様からのご意見・ご感想]

・遠隔管理ができれば定期巡回を減らせるだけでなく、異常時にメール通知が届きメンテナンス対応が迅速にできる。(工場設備ご担当者)

・既に設置している水質センサーや計測器にIoT無線ユニットを追加するだけで遠隔管理できる点が良い。しかも電池駆動なら機器の取り付けが簡単にできる。(エンジニアリング会社ご担当者)

工場アプリ 取水から排水

関連ソリューション情報

関連製品情報

上水道
取水~管末
・低濁度、色度、残留塩素


飲み水レベルの濁りを計測できる高感度濁度計に高い興味を持っていただきました。
また、パソコン画面で計測結果をグラフや一覧表に切り替えられる点など可視化の部分に注目が集まりました。


[お客様からのご意見・ご感想]

・水道施設の老朽化に悩んでいる。特に管末管理箇所は管轄エリア内に散らばっており定期巡回するのに困っている。管末の水質を遠隔でを自動収集できるとすごく助かるだろう。(自治体ご担当者)

関連製品情報

自然環境
河川・ダム・養殖場・水耕栽培
・DO、濁度、温度の計測と管理
・水位の変化監視



諏訪湖でIoTを利用した水質観測プロジェクトとエビの養殖場で採用いただいた事例を動画で紹介しました。
実例の動画をご覧いただいたことで、IoTの世界観をよりイメージしていただきました。


[お客様からのご意見・ご感想]

・河川や湖では、電源が取れない、電源工事に掛かる費用が高額になり予算化が難しかった。太陽電池とバッテリーでシステムを稼働できるのはありがたい。先ずは、ひとつの現場で実証実験ができないか検討したい。(システム設計ご担当者)

関連ソリューション情報

関連製品情報

下水道
マンホール
・濁度の計測と管理
・ポンプの稼働状況確認
・水位の異常監視



記憶に新しい昨年の台風19号による冠水被害。そのために水位の異常監視に多くの方が興味を持たれました。


[お客様からのご意見・ご感想]

・昨年の台風19号により冠水で甚大な被害を経験した。台風以外にも記録的短時間大雨など局地的な冠水対策は、多くの観測地点の水位情報が必要となる。冠水のリスクが高まると迅速な対応が必要になるので、複数の担当者にメール通知が届くのは有効的だ。また、手軽に遠隔監視できる点も非常に興味がある。(自治体ご担当者)

関連ソリューション情報

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