インフラ設備の維持管理・点検業務の効率化

簡単にできるインフラ設備監視。電柱・鉄塔・信号機の老朽化対策に。

電柱・鉄塔・信号機などのインフラ設備

高度成長期以降、集中的に整備されたインフラ設備の老朽化が一斉に進行しています。
例えば私たちにとって身近な信号機。経年劣化による傾きによって電力供給が滞ったり、故障が発生したりすると、途端に交差点の安全性は損なわれてしまいます。
また、突然倒壊すると大惨事にも発展しかねません。
「インフラの老朽化対策は今、日本の安全・安心を守るために優先度の高い課題である」とオプテックスは考えています。

老朽化するインフラが抱える課題とは

全国の送電鉄塔が多数設置された年代をご存じでしょうか。それは今からおよそ50年も前、1970年代のことです。
電柱・信号機にも同様の傾向が見られ、老朽化設備は確実に増加しています。

インフラの老朽化は住民の安心・安全・快適を損なうことに加えて、故障が頻発すると自治体や設備管理者の保守対応負担が増加します。
また、ひとたび致命的なダメージが頻発すると、設備の建て替え・大規模修繕が集中してしまい、インフラ本来の役割を果たすことが困難になります。


実際に警察庁は、2021年に以下のようにコメントしました。

倒れかけた電柱

「老朽化を原因とする信号柱や道路標識の倒壊・傾斜事案等が毎年のように発生している。」
「特に、昭和41年当時の約20倍ものストックを抱えることとなった信号機は、交通事故抑止に大きく寄与している反面、損傷、腐食その他の異状により機能が損なわれた場合には交通に甚大な障害を及ぼすおそれがある。」

推進される予防保全型メンテナンスの課題

これらの影響を低減する方法として、国は予防保全型メンテナンスを推進しています。軽微な損傷の間に補修を行い、長く使うことで、維持管理・更新費の縮減が期待できます。

では、その補修タイミングをどのように把握すればよいのでしょうか。一般にはリアルタイムで現場のデータを収集し遠隔からインフラを監視する、IoTシステムの活用が有効な手段として挙げられます。
しかしこれまではさまざまな障壁により、活用できる場所は限定的でした。

スマートフォンとパソコンを確認する男性

<遠隔監視システムの導入が進まない理由>
・機器構成が複雑
・初期費用、運用費用が高い
・保守に手間が掛かる

インフラ設備の維持管理・点検業務の効率化に
すべての課題を解決するオプテックスのIoT傾斜センサー

IoT傾斜センサー

<オプテックスのソリューション>
・機器構成が複雑      → 機器1台で通信開始
・初期費用、運用費用が高い → 厳選機能で低コスト
・保守に手間が掛かる    → 5年間つけっぱなし

■シンプルな機器構成で設置かんたん。だから、短期間で導入できる

■シンプルな機器構成で設置かんたん。だから、短期間で導入できる

わずかな初期設定だけで遠隔監視を開始できます。
電源工事が不要なため、短期間で導入可能です。

■低コストで多地点設置に最適

■低コストで多地点設置に最適

監視現場の要求を満たす必要十分な機能を厳選し、コスト削減を追求。
コストは従来傾斜システムの1/10以下。かける費用はそのままで多地点設置が実現できます。

■5年間電池交換不要

■5年間電池交換不要

1日2回送信の場合、電池交換なしで約5年間の長期利用が可能です。

オプテックスが目指す、設備監視や減災のカタチ

このように非常に簡単なステップで、異常発生時のアラートで保守対応を迅速に行えるようになります。
また定期的な情報通知による安全確認で、遠隔地・多地点の巡回業務を大幅に削減し、作業の負担を軽減します。

オプテックスでは現在、喫緊の課題に一日も早くソリューションを提供するために、「災害を確実に予知し、倒壊を阻止する。」という考えではなく、シンプルな機器構成とかんたんな施工で「より早く、より多くの地点」で遠隔監視を可能にする簡易モニタリングを推進しています。
インフラ設備の老朽化対策、安心安全に暮らせるまちづくりを検討される方は、ぜひ一度ご相談ください。

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