NB-IoTを活用したViiK Parking Systemで、駐車場の見える化を実現

駐車場の見える化で施設周辺の混雑を解消

  • 徳島県 鳴門・大塚スポーツパーク 様
  • 可視化
  • サービス向上
  • IoT
  • テーマパーク・観光施設
  • 駐車場・道路
  • フィットネスクラブ、ジム、スポーツ施設

徳島県の鳴門・大塚スポーツパークは、スタジアムや球場、陸上競技場などを有した総合運動公園であり、各種スポーツ競技大会の開催時は駐車場の利用や空き駐車場を探す車で周辺道路が渋滞し、近隣住民の生活に支障をきたすことが課題となっています。

鳴門・大塚スポーツパーク

ViiK Parking Systemとクラウドサービスとの連携で可視化を実現

施設周辺の混雑解消のため、リアルタイムの駐車状況を可視化できるWebサービスの実証実験を行うこととなり、在車状況を確認するシステムにオプテックスのViiK Parking Systemが採用されました。

ViiK Parking Systemの選定理由
1.各車室の在車状況を確認でき、必要に応じた拡充が容易であること。
2.大掛かりな工事を必要とせず、後付け設置が可能であること。
3.上位システムとの連携において、通信方式などの上位側システムを自由に選択・
  構築できること。

ワイヤレス車両検知センサーを99台設置

各車室に設置した車両検知センサーからの在車情報は、ゲートウェイを通じてクラウドサービスへ送信されます。
今回のような広い敷地での運用には、マルチファンクションの電波中継機能を使用してシステム構築を行います。
■鳴門・大塚スポーツパークでの設置機器
 ワイヤレス車両検知センサーOPS-01SS   :99台
 ゲートウェイOPS-01GW         :1台
 マルチファンクションOPS-01MF      :2台

左:ゲートウェイ、右:マルチファンクション

左がゲートウェイ、右がマルチファンクション

見える化の効果

施設を利用したい人に駐車場の利用状況を事前に知らせることができれば、会場周辺への車両流入の分散化が図られ、渋滞発生の軽減が期待できます。また、施設内には駐車場が複数のエリアにあるため、空いている駐車場への誘導がスムーズになり、スポーツ競技大会などの運営においても、誘導に係る人員の削減や、来場者の利便性向上につながります。
リアルタイムの駐車状況は、以下の大塚スポーツパークのホームページよりご覧いただけます。
鳴門・大塚スポーツパークホームページへ

システム構成

このシステムは、オプテックスのViiK Parking Systemからの在車情報を、ソフトバンクのNB-IoTを介して徳島県の「とくしまIoTプラットフォーム」に送信し、日本システム開発のWebアプリケーションにて満空情報を可視化したものです。
これにより、利用者はスマートフォンやタブレット等からリアルタイムに駐車情報を確認することができるようになりました。

プロジェクト参加企業と役割

会社名

役割

四国建設コンサルタント株式会社

試験運用に関するコーディネーション

オプテックス株式会社

ワイヤレス満空管理システムの提供

日本システム開発株式会社

通信ユニットプログラムの開発、可視化Web画面の開発

ソフトバンク株式会社

通信デバイスの提供、技術支援

使用機器

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