車両検知機器・システム

施設駐車場が抱える課題と安全対策について

安全・安心な施設駐車場に役立つ出庫警報

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商業施設や公共施設に併設される駐車場は、単なる車両の収容スペースではなく、来訪者が最初に接する「施設の玄関口」です。
近年、社会全体で安全・安心への意識が高まる中、さまざまな人が利用する施設駐車場の安全性確保は、企業のCSR(企業の社会的責任)の観点からも
重要なテーマの一つとなっています。

駐車場の事故状況と安全に関する法律

日本損害保険協会の調査では、交通事故の約3割が駐車場内で発生していると報告されています。
また、駐車場は一般道路と同様に道路交通法の適用を受けますが、安全に関する標識や信号機設置などの厳格なルールが設けられていません。
このような状況下で、企業の信頼性やブランド価値を守るために、施設駐車場の安全対策は、どのように取り組めばいいのでしょうか?

まずは、法律の観点から検討してみましょう。
駐車場に関する法律は、駐車場法(昭和32年政令第340号)です。
この法律では、以下のように警報装置の設置が義務付けられています。

駐車場法施行令(昭和32年政令第340号)
警報装置
第十四条 建築物である路外駐車場には、自動車の出入及び道路交通の安全を確保するために必要な警報装置を設けなければならない。

対策が必要な場所と機器選定

施設駐車場で警報装置が必要とされる場所は、2カ所あります。
一つは敷地外の歩道と車道に繋がる出入口と、もう一つは駐車場内で車両が合流するスロープ出入口です。
どちらも、歩行者や車両の動線が重なる場所であるため、事故やトラブルが発生しやすいと言われています。
それぞれの設置環境に合った警報システムを選択することで、安全性を大幅に向上させることができます。

出庫警報(敷地外へ通じる出入口)

出入口では、歩行者に出庫する車両の存在を知らせる必要があります。出庫車両がない状況でも警報が頻繁に鳴るようでは、歩行者が注意を払わなくなる懸念があります。
オプテックスの出庫警報システムは、センサーが車両の進む方向を判別し、出庫する車両のみを知らせすることができます。
また、人の通過による誤動作を低減する機能を有しており、警報が必要なときのみ知らせするので安心です。

合流注意喚起(交差点やスロープ入口付近)

駐車場内の交差点やスロープでは、通行車両がセンサーに接触するのを防ぐためにも、天井設置型のセンサーがお勧めです。
オプテックスの出庫警報システムは、車両の進む方向を判別し、上ってくる(下がってくる)車両のみを知らせることができます。

その他の出庫警報システム

他にも、通路幅や駐車場の形態に合ったさまざまな出庫警報システムをご用意しています。
設置環境に合ったシステムを選択することで、安心・安全な駐車場運用が可能になります。

機器選定に迷われましたら、以下問合せフォームからお気軽にご相談ください。

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