無線式セキュリティシステム Sシリーズについてのよくあるご質問

機能について

送信器を2台以上使用している場合、どれが動作しているか分かりますか?

S-RS5の防犯報知モードおよびS-RC5では、送信器で設定した1~3のチャンネルに応じた音色で鳴ります。またS-RS5の防犯警戒モードでは、音色は警報音1種類ですがチャンネルごとの表示灯によってどの送信器が動作したかわかります。(S-RS5の防犯報知モードでもチャンネル表示灯は点灯しますが、約5秒で消灯します。)

S-RC5とS-RS5の違いは何ですか?

S-RC5は受信時にチャイム音でお知らせします。S-RS5は防犯報知モードと防犯警戒モードの二つのモードを持ち、防犯報知モードではS-RC5同様にチャイム音で、防犯警戒モードでは大音量の警報音でお知らせします。防犯警戒モードでは接点出力につないだベルも連動します。  → 動作概要(Q1の図)

S-RS5のキャンセルタイマ機能とは何ですか?

外出や帰宅する家人を検知して警報音が鳴るのを防ぐ機能です。キャンセルタイマスイッチをONにすると、防犯警戒モードに切り換えた時に60秒間送信器からの信号を受信しなくなります。この間に外出してください。帰宅時は受信後約30秒経ってから警報音や接続機器が動作しますので、その間に防犯報知モードに切り換えれば警報音や接続機器は動作しません。

出力について

本体音以外にベルを鳴らすことはできますか?

S-RS5の有電圧接点出力に丸ベルBL-1を繋いでいただけます。S-RS5が防犯警戒モード時に送信器からの電波を受けると約3秒~5分の間で設定した時間だけBL-1が鳴動します。

回転灯を連動させることはできますか?

S-RS5の有電圧接点出力に有電圧印加タイプの回転灯を接続できます。S-RS5が防犯警戒モード時に送信器からの電波を受けると約3秒~5分の間で設定した時間だけ回転灯が動作します。
■使用できる回転灯の一例:
・WH-100ZC  (株式会社パトライト製)
・WHB-100ZC  (株式会社パトライト製)

送信器ごとに別々の接点出力を出力できますか?

受信器の接点出力は代表出力1系統のみになっているためできません。

電波到達距離について

電波はどれくらい届きますか?

見通しがきく場所で約100mです。しかし周囲の電波ノイズや建物の構造によって電波の届く距離は変わります。特に鉄筋コンクリート造の建屋、ワイヤー入りガラスや熱線吸収ガラス、鉄扉は電波を通しませんので電波の届く距離が極端に短くなることがあります。また金属製のボックスも電波を通しませんので、その中に送信器や受信器を設置しないでください。

取付方法について

受信器を屋外用ボックスに入れて使用できますか?

受信器の使用温度範囲は-10℃~+40℃となっています。ボックス内の温度がその範囲内であればご利用いただけます。ただし金属製のボックスは電波を通しませんので使用しないでください。

S-TP5/WPB-50Ⅲのフタの開け方は?

(1)ベルトクリップの外し方 ベルトクリップの下部の受けを押し広げながら、S-TP5/WPB-50Ⅲ本体を下から持ち上げるように抜き出します。

(2)スリーブケースの外し方 スリーブケースをしっかりと握り、ストラップを引っ張るか、本体の底部を押して本体を抜き出してください。防水のため固くなっていますので、無理に抜こうとせずゆっくり徐々に抜き出してください。

(3)電池フタの開け方
電池フタは本体の両サイドを指で挟むと開きやすくなります。それでも開かない場合は、隙間にマイナスドライバーを差し込んでください。

組み合わせについて

送信器1台に複数の受信器の組み合わせは可能ですか?

可能です。また複数の送信器に複数の受信器の組み合わせも可能です。ただし送信器からの距離はそれぞれの受信器で違うため、片方が受信してももう片方が受信しない場合もありますので、どの受信器も確実に受信することを確認した上で設置してください。

受信器1台に送信器は何台まで使用できますか?

特に制限はありません。ただし送信器の台数が多くなると、どの送信器が動作したかわかりにくくなります。また送信器と受信器の距離によっては、受信したりしなかったりといったことも発生しやすくなり、設置や管理・運用が難しくなります。台数が多くなる場合には適当な台数で区切り、例えば「送信器6台に受信器1台をセットにして、2セットを設置する」など、何セットかに分けられることをおすすめします。

検知について

S-TD5のセンサはどのように人を検知するのですか?

S-TD5のセンサは検知エリアの背景の温度を常に見ています。その中に動きがあるもの(人や車、植木や洗濯物など)が入ってくると温度変化が生じます。その変化をセンサが検知する仕組みになっています。

S-TD5は、車を検知できるのか

S-TD5のセンサは車も検知します。ただし検知する場所によっては背景との温度差が小さいため検知しないことがあります。また検知エリアの一部にしか車が入らない場合やバックで入る場合も検知しないことがあります。

電源について

電源は何ですか?

【送信器】
S-TD5:単3形 アルカリ乾電池×3本
S-TM5/WTM-50:CR123 リチウム電池×1本(付属)
S-TB5/WPB-200Ⅲ:単4形 アルカリ乾電池×3本
S-TP5/WPB-50Ⅲ:CR2032 リチウム電池×2個(付属)
S-TS5/WPB-100Ⅱ:単4形 アルカリ乾電池×3本
【受信器】
S-RC5:AC100V(コンセントコード約2m付属)
S-RS5:AC100V(コンセントコード約2m付属)

送信器にオキシライド乾電池は使用できますか?

できます(S-TD5、S-TB5/WPB-200Ⅲ、S-TS5/WPB-100Ⅱ)。

送信器の電池がなくなってくると事前にわかりますか?

送信器の電池が消耗した状態で送信すると、受信器のチャイム音が通常よりも低い音程で鳴ります。この状態で使用を続けると、動作しなくなったり誤動作の原因となりますので、速やかに電池を交換してください。

電池式の受信器はありますか?

ありません。受信器の電源はいずれもAC100Vです。

故障かなと思ったら

S-TD5が動作しない。

以下の手順で確認してください。

送信器の電池を交換したら鳴らなくなった。

電池交換時に設定スイッチに手が触れ、設定が変わってしまったのではないでしょうか。特にセレクトスイッチの設定が変わって受信しなくなることがよくあります。セレクトスイッチは5桁もしくは8桁のスイッチで、このスイッチの1~5番のON/OFF設定が送信器と受信器で同じでないと受信動作しません(6~8番は6:OFF・7:ON・8:OFFに設定します)。

人が居ないのに鳴る。

(1)ご近所でワイヤレスシステムを使われており、それが混信しているのかもしれません。セレクトスイッチの設定を変更して様子を見てください。
(2) センサが何か余計な物を検知しているのかもしれません。検知レンズ部分を紙などで覆い、何も検知しないようにして様子を見てください。それでおさまるようであれば、検知エリア内に動く物がないかもう一度確認してください。
(3) 電池の消耗によるものかもしれません。新しい電池に交換して様子を見てください。
上記をお試しいただいても改善されない場合は、お手数ですが、お買い上げの販売店や工事店へ修理を依頼してください。

設定した音以外の音が鳴る。

お近くでワイヤレスシステムが使われており、その電波が混信していることが考えられます。セレクトスイッチの設定を変更して様子を見てください。

音が低くなった/音が変わった

送信器の電池が消耗した合図です。電池を交換してください。

後継機種について

S-TD5/S-RC5/S-RS5を現行のワイヤレスシステムに置き換えるには、どの機種を使用すればいいですか?

来客報知用途には、以下の製品を組み合わせることで置き換えいただけます。
LWS-R400(受信機)
LWS-T515(送信機)
CB-22(チャイム機能付きのコントローラー)

※使用する周波数が異なるため、S-TD5/S-RC5/S-RS5との互換性はございません。

製品に関するお問い合わせ

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