物流施設の無人・省人化を支えるセキュリティシステム
EC市場の活性化で新設・増床が進む、先進的な高機能物流施設
- セキュリティ
- コスト削減
- 自動化
- 省人化
- 工場・倉庫
コロナ禍で存在感を強めた、物販系ネット通販
経済産業省が発表した「電子商取引に関する市場調査(2020年)」によると、新型コロナウイルスの影響により、飲食・旅行サービス、チケット販売などのサービス系分野が急激に落ち込んだ一方で、物販系分野(生活家電、書籍・映像音楽ソフト、生活雑貨・家具インテリア)が12兆2,333億円と前年比21.7%増を記録。過去最大の伸長率となりました。
[参照] 経済産業省 電子商取引に関する市場調査
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html

進む高機能物流施設の開設
EC市場の拡大に合わせ倉庫・運輸業界も堅調に右肩上がりで推移しているものの、倉庫・運輸業界全体では慢性的な人手不足が続いており、帝国データバンク2020年4月時点の業種調査では「従業員が不足している業種」第8位にランクインしています。
外資系や異業種からの業界参入も相次ぐ物流業界では、人手不足と多様化するニーズの双方に対応できる「高機能装備」を備えた物流施設の開発競争が活発化するといわれています。
[参照] 帝国データバンク 従業員が「不足」している上位10業種(2020年4月)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200510.pdf

オプテックスが支える物流倉庫の高機能化
オプテックスの車両検知センサーとセキュリティシステムを組みわせたソリューション構築により、運営上必要な安全対策と警戒警備を行うことができます。
これまで運用条件や求める対策レベルに合わせ、設置環境に合わせた最適な組み合わせをご提案してきました。

出入口の自動入庫車両管理
入館受付や入庫受付を車両検知センサーに置き換えることで、24時間365日倉庫運営をサポートします。
<メリット>
・入出庫ゲートの自動開閉
・入出庫台数の自動カウント、待機スペースの満空表示
・誘導員の人件費削減

他社(他階層権限)車両の誤進入の検知
区画ごとに車両の立ち入り範囲管理を徹底したいケースでは、入退管理機器と連動させることで入庫権限の管理を行うことができます。
万が一、許可されていないフロアへ誤った車両進入が発生した場合は回転灯での警告や、警備室へ通知します。

不正侵入の検知、車両と人の接触防止
エリア分割機能のあるセンサーを設置することで、運輸車両の進入検知を行いながら特定エリアへの悪意ある不正侵入や、従業員の誤った立ち寄りを判別。
即時に警備室へ発報し、警備員に対して、監視カメラでの確認や駆け付けを促す通知を出力します。

逆走車両の検知
安全や効率面から車両の一方通行を徹底させている場合、逆走が衝突事故の危険を生じさせます。
車両検知センサーを設置することで、逆走する車両を即時検知し回転灯による警告や警備室への逆行発生をお知らせします。
安全対策と警備の徹底が必要な理由
効率化と自動化が進むと、それだけ人の目や立ち入ることができる場所が少なくなりますが、「多種多様な人間が出入りする中で、安全と防犯対策を徹底する」ことに変わりはありません。
倉庫には大きく分けて複数企業が利用する「マルチテナント型」と、特定企業の要望に応じ建設し賃貸する「BTS型」の2種類に分類されますが、それぞれの運営に必要な従業員の安全確保と警備レベルに合わせたシステム導入が求められています。

さらなる成長を遂げる、これからの物流業界に
厚生労働省による新しい生活様式が発表され、今後国内市場のEC化率はさらに増加すると予想されます。物流の高機能化が進み、ますます便利になる世の中ですが、物流現場の安全や安心も両立することが大切だと考えます。
オプテックスはこれまでの実績やノウハウを活用し、現場課題から逆算したソリューションを提案してまいります。
[参照]厚生労働省 「新しい生活様式」の実践例
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

上記アプリケーション例以外にも、入館管理用車番認証システムに組み合わせられる機器など、
進化を続ける高機能な物流施設運に最適なセンサー機器を各種ラインアップしています。
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