センサー付き照明で周辺への光害を抑えながら十分な明るさを確保

ソーラーライトで地域住民の防災対策・安全対策

  • 静岡県 三島市 並木自治会館様
  • 防災
  • 避難所
  • 駐車場・道路

静岡県三島市は静岡県東部にある人口約10.7万人の市で、富士南麓と箱根西麓、伊豆半島の付け根に位置しています。東海道新幹線三島駅や東名沼津IC、新東名長泉沼津ICなど伊豆や富士・箱根・方面への起点となる交通の要所です。

黒船来航の翌1854年にマグニチュード8.4と推定される安政東海地震が発生し、三島宿(現静岡県三島市)は壊滅的な被害に遭いました。

南海トラフ沿いで想定されている大規模地震のひとつである東海地震はいつ発生してもおかしくないと言われています。三島市は、過去の経験と今後発生が想定される地震のため、防災意識が非常に高い自治体です。

日中の三島市並木自治会館

会館利用者、一般通行人の安全対策、地域の防災拠点としての役割

ソーラー照明を設置した並木自治会館は、自治会の定期・不定期会合、高齢者の友好催し事の会場、自治会員の親睦を図る場所として利用されています。近隣には、小学校、幼稚園、保育園など文教施設があります。

夕刻、夜間に通行する会館利用者のみならず、一般通行人(近隣住人、文教施設の従事者等)の安全対策とともに、有事の自治会災害本部、避難場所として利用することを鑑みて、夜間の照明の確保が課題となっていました。

三島市並木自治会館の周辺マップ

電源の取れない環境下でも、
安全・安心のためのあかりを

その対策として設置する照明は、以下の条件が選定のポイントになりました。

ポイント1)
配線や大がかりな工事が困難な階段や細い通路に設置できること

ポイント2)
近くに住宅街があるため、光害とならないよう人が接近した場合のみ点灯すること

ポイント3)
災害などで停電が発生した場合でも点灯するソーラー式であること

オプテックスのソーラー照明が点灯している市道
設置後:
周囲の状態も含めはっきりと足元も目視できる

その結果、当社のソーラー照明が採用され、自治会館までのアクセス経路にあたる市道(階段状のスロープ)に1基、自治会館入口とその周辺にさらに2基を設置いただきました。(合計3基)

これにより夜間通行の際でも足元まで明るく照らすことができ、安心して通行できるようになりました。

また、自治会館の入口に設置されていた照明のスイッチが自治会館の建屋内に設置されていたことから、これまで夜間の施錠・開閉に苦慮されていたのが、今回のソーラー照明の設置により手元が明るい状態で作業することができるようになったため、利便性も向上したとお喜びいただきました。

オプテックスのソーラー照明が点灯している、自治会館入口とその周辺

三島市並木自治会 自治会長様コメント(2020年4月)

自治会館へのアクセス通路は、階段付きスロープで夜間通行時には足元の“あかり”が不足で危険な状況でした。また災害時の停電に対しても有効な“あかり”を考えていました。ソーラータイプの照明の導入を決定したのは、電力供給が不要で手軽に設置できるためです。また、設置後も専門業者に依頼することなく、独自に動作チェックを含めた保守点検ができることにあります。夕刻、夜間の通行の危険もなくなり、会館利用者のみならず、普段市道を通行する住民の方にも安全で安心感のある視環境を整えることができました。

使用機器

三島市 並木自治会館 様

〒411-0801 静岡県三島市谷田276

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