自動ドアを安全にご利用いただくために
オプテックスの安全への取り組み
自動ドアのセンサーとは?
自動ドアは様々な装置が集まってできています。 ドアの部分を人の手足に例えると、ドアを動かすエンジンは全てをつかさどる頭脳になり、センサーは目の部分となります。人の存在を見つけ、自動ドアの開閉を行う判断を見極める“目”になることが、オプテックスのセンサーの役割です。
![自動ドアのセンサーとは?](/products/automatic-door/htq74l00000025gn-img/image_1.png)
私たちが目指しているのは、ご利用いただくすべてのお客様に安全で、快適なドアシステムを提供し続けていくことです。そのために私たちは、使用環境を徹底的に把握しながら、現場固有の課題を発掘し、それぞれの環境に適した解決方法を導き出すことに注力しています。
OPTS(Optex Product Test Standard)の存在
オプテックスでは、最高水準の国際規格をクリアし、長期間にわたり安心して使用できる、確かな安全性を備えています。それに加え、 OPTS(Optex Product Test Standard)という独自の基準を設け、これをクリアした製品のみ販売しています。
![オプテックス独自の安全基準×世界各国の安全規格](/products/automatic-door/htq74l00000025gn-img/web_opts.png)
耐用年数 (寿命) について
一般に、部品の故障は右のグラフのような傾向で推移し、その形状が『バスタブ (浴槽) 』に似ていることから『バスタブ曲線』と呼ばれています。
傾向の違いから、[a] 初期故障、[b] 偶発故障、[c] 摩耗故障に分類され、[a]、[b] は "故障" 、[c] は "寿命" と呼ばれます。
- [ a ] 初期故障期間
使用直後に、設計・製造上の不具合、もしくは現場における調整や設定の不備など初期に発見される欠陥です。検査などにより除去に勤めています。
*オプテックスでは、製造工程内において全数検査を行っています。 - [ b ] 偶発故障期間
耐用年数内に、時間に無関係に発生する故障です。予想できない突発故障であることから偶発故障と呼ばれます。落雷などによる破損は、この偶発故障にあたります。 - [ c ] 摩耗故障期間
特性の劣化や摩耗などによって発生する故障です。時間の経過とともに故障率が急激に高くなる期間です。摩耗故障に至るまでの期間は、部品や使用環境によって変化します。
![バスタブ曲線](/products/automatic-door/htq74l00000025gn-img/web_basutabu.png)
センサーの予防保全について
弊社では、設計寿命を10年以上と設定して、設計を行っております。予防保全期間 (=センサー交換推奨期間) < 設計寿命 < 実力寿命 という関係にあります。オプテックスの自動ドアセンサーは構成部品などの寿命より「設置後 7年」を交換推奨期間 としています。
- 設置環境・使用環境によって交換推奨期間よりも早く故障する場合があります。
![](/products/automatic-door/htq74l00000025gn-img/cycle7.png)
その他、自動ドアシステム全体の安全については、こちらをご参照ください。
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