2020年06月16日
ワイヤレス満空管理システムが
日本パーキングビジネス協会主催JPBアワード2019で最高位賞を受賞
~ シーン、目的、条件に合わせた駐車場満空管理の早期実現が評価 ~
オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、JPBアワード2019(主催:一般社団法人 日本パーキングビジネス協会)において、ワイヤレス満空管理システム「ViiK Parking System」がベストセレクションを受賞しました。当アワードは、日本パーキングビジネス協会に加盟する会員各社からの投票により決定し、ベストセレクションは最高位の賞となります。


ワイヤレス満空管理システム「ViiK Parking System」は、駐車場内の車両の有無を検知する車両検知センサーと表示灯を連動させ、駐車場利用者にリアルタイムに満空状況をお知らせするシステムです。ドライバーは駐車場の空き状況や駐車場内の空いているブロックがわかるため、構内を探しまわることから解放されます。一方、施設側は車室案内を行う誘導員数を削減できるとともに、周辺の渋滞や混雑を緩和することができます。
受賞した当システムは、下記2つのポイントが評価されました。
- 電池駆動のワイヤレス型により電源や信号線の有線接続が不要。そのため短時間で機器を設置できる高い施工性を有している。
- 広い駐車場や構内に建物が存在する環境などさまざまなシーン、目的、条件に合わせた機器構成や設定の変更が可能である。
戦略本部 VDS事業開発部 好光 真也 コメント
コインパーキング向けに開発したViiKシリーズは2016年に発売して以来、業界で高い評価と信頼を頂いております。しかし国内の駐車場はコインパーキングのように車両を検知し駐車場の管理を行う機器が導入されているところばかりではありません。約500万車室は機器が設置されておらず、こういった路外駐車場(月極駐車場を除く)では、駐車場の空き状況がわからず、場内を周回したり周辺で渋滞が発生していました。この課題を解決するために開発したのがワイヤレス満空管理システムです。既存の駐車場に後付けで、しかも簡易に設置でき、駐車場の空き状況がわかります。
お客様に満空の情報をお知らせすることでトラブルを未然に防ぐことができるシステムとして、開発段階から期待を頂いており、既に全国の駐車場併設の商業施設や病院などで導入が進んでいます。施工性が高いことから、駐車場を完全封鎖せずに設置ができることも、お客様に喜んで頂いております。
今後もオプテックスは、駐車場を所有する施設運営者様、機器を施工する工事会社様、そして駐車場を利用されるお客様に安心してご利用頂ける製品を開発し、駐車場運営の最適化とドライバーの快適性の向上に貢献してまいります。
■ワイヤレス満空管理システム「ViiK Parking System」に関する詳細情報
・システム概要
https://www.optex.co.jp/products/vehicle-detector/application-full-empty/ops-01.html
・導入事例(マンション併設型のスーパーマーケット駐車場)
https://www.optex.co.jp/solutions/cases/full-empty_nishitetsu-store.html
一般社団法人 日本パーキング協会
日本パーキングビジネス協会は、環境にやさしい車社会実現のために、これからの駐車場づくりを踏まえたコインパーキングをはじめとする駐車場対策や違法駐車対策に賛同する企業、団体で構成されています。主として駐車場の整備のあり方、交通安全対策、違法駐車対策に関する幅広い情報の提供と支援・協力を行い、環境保全活動など地域全ての人達の住み良い、働き易い、安全なまちづくりの実現を目指しています。
http://www.gia-jpb.jp/gia.html
JPBアワード
コインパーキングの発展に寄与してきた個別の製品・技術・サービスと関係者を表彰し、その貢献を称えることを目的としたもので、2015年度より日本パーキングビジネス協会主催で毎年開催しています。
JPBアワード2019 http://www.gia-jpb.jp/