有線式セキュリティシステム 防犯受信器 CB-22についてのよくあるご質問

CB-22との違いについて

CB-2と何が違うのか?

外観および機能はCB-2とほぼ同じです。
寸法は全く同じです。機能の違いにつきましては、以下をご参照ください。
・CB-2と比較して、汚れが付きにくい塗装に変更されました。
・音量ボリュームを下面に出し、コントロールパネルを閉じた普段の状態に置いても音量調整ができるようになりました。
・CB-2では、無電圧接点出力と有電圧接点出力の2種類の総合出力でしたが、CB-22では無電圧接点出力が2つになりました。 これにより、ゾーン毎に接点出力1と接点出力2に個別出力することができるようになりました。なお、DC12Vで動作する丸ベルなどは、センサ用電源から電源をとって、接点出力1もしくは接点出力2でコントロールしていただくことで、CB-2と同様に使用できます。
・遅延タイマ機能が追加されました。(ただし、キースイッチ使用時には、遅延タイマはご使用頂けません。)
・CB-2ではNO出力のセンサはゾーン1にしか接続できませんでしたが、CB-22ではゾーン1、ゾーン2のいずれでも NO出力のセンサを接続して使用できるようになりました。
・ CB-22では、「ゾーン1⇒ゾーン2」の片方向侵入で報知する「ワンウェイ機能」でしたが、 CB-22では設定で「ゾーン2⇒ゾーン1」の方向でも報知できる「方向判別機能」になりました。 また、接点出力1と接点出力2の使い分けもできます。

音色について

警戒モード時の音を鳴らさないようにしたい

CB-22は警戒モード時に検知入力(ゾーン入力)があると、必ずアラーム音が鳴るようになっています。しかしスピーカーのコードを外すことで、音を鳴らさないようにすることができます。

■方法
スピーカーのコードはコントロールパネルの裏側にあります。 コードの端の白いコネクタを抜いてください。
〈注意〉
コネクタを外すと、来客モードのチャイム音も鳴らなくなりますのでご注意ください。

どのような音が鳴りますか?

■来客モード:ゾーン1「ピンポン」、ゾーン2「ピロピロ」(チャイム音)
・1回の検知入力(ゾーン入力)につき、1回(約4秒)鳴ります。
・音量はスピーカー音量ボリュームにより、0~75dBの間で任意に調整できます。

■警戒モード:ゾーン1、2共「ピーポーピーポー」(アラーム音)
・出力時間は出力時間調整ボリュームにより、約2秒~約5分の間で任意に調整できます。
・音量はスピーカー音量ボリュームに関係なく、自動的に75dBの最大音量になります。
〈注意〉
音量ボリュームを0の位置に設定しても、若干電源ノイズなどの音が聞こえます。
居間や寝室などでは音が気になることもございますので、設置場所にご注意ください。

解除するまでアラーム音を鳴らし続けたい

できません。
アラーム音は約5分が最大です(出力時間調整ボリュームの最大設定)。
鳴っている間に再度検知入力(ゾーン入力)があると、その時点から任意に設定した時間鳴ります。
マグネットスイッチ等で検知入力が入り続けている場合は、設定した時間だけ鳴った後鳴り止みます。検知入力が続いている間、表示灯は点滅し続けます。 アラーム音と接点出力の出力時間は連動します。

出力について

出力時間を延長したい

接点出力の出力時間は、出力時間調整ボリュームによって約2秒~約5分の間で任意に設定できますが、5分を越える設定はできません。

回転灯やベルをどれくらい作動させることができますか?

接点出力(回転灯やベル)の出力時間は、出力時間調整ボリュームによって約2秒~約5分の間で任意に設定できます。
ただし、設定した時間を越えて鳴らすことはできません。作動時間中に再度検知入力があれば、その時点から再度、設定した時間出力されます。
アラーム音が鳴る時間は出力時間に連動します。
※接続につきましては、配線図例をご参照ください。

配線図例

LA-1Sを組み合わせたとき、昼間も出力は出ますか?

出ます。
LA-1Sは、昼夜判別の設定に関わらず、ライトが点灯しない日中でも、検知したときには警報接点出力が出るようになっています。
したがって、CB-22が警戒モードになっていれば、アラーム音と接点出力が出力されます。 来客モードであればチャイム音が出力されます。

出力内容を教えてほしい

接点出力1:無電圧接点出力(1c接点出力)300W以下(抵抗負荷)(蛍光灯や放電灯はご使用頂けません)
接点出力2:無電圧接点出力(NO接点出力) DC18V、100mA以下

ゾーン1、ゾーン2のそれぞれに出力がありますか?

それぞれ個別に、ゾーン1に入力があれば接点出力1、ゾーン2に入力があれば接点出力2を出力させることができます。
逆にゾーン1の入力で接点出力2を出力し、ゾーン2の入力で接点出力1を出力することもできます。
さらに、ゾーン1の入力は接点出力1もしくは接点出力2のいずれか片方のみ出力し、ゾーン2の入力は接点出力1と接点出力2の両方を出力することもできます。
その逆にゾーン1の入力で接点出力1と接点出力2の両方を出力し、ゾーン2の入力で接点出力1もしくは接点出力2のいずれか片方を出力することもできます。
これらは設定スイッチの3~6番で設定することができます。詳しくは取扱説明書をご参照ください。
〈注意〉
接点出力1は300W以下(抵抗負荷)、接点出力2はDC18V100mA以下と接点容量が大きく違いますので、接続する機器のワット数や容量に十分ご注意ください。

機能について

CB-22を警戒モードに設定した場合、遅延タイマは働きますか?

CB-22には遅延タイマ機能があります。
設定スイッチの8番をONに設定しますと、遅延タイマが働くようになります。
遅延タイマは、警戒モードに切り換えた時から約1分の間の検知をキャンセルします。
その後、警戒モードとなり、警戒モード中に検知すると、約30秒後に出力します。その30秒以内に来客モードに切り換えれば、出力はされません。
※キースイッチ(NS-260A-S希望小売価格¥11,800(税抜き))入力による警戒モード・来客モードの切り換え時には遅延タイマは働きません。

キースイッチ

キースイッチの働きを教えてください

キースイッチを使用すると、離れた場所から遠隔操作でCB-22の動作モード(来客・警戒)を切り換えることができます。

ゾーン入力について

センサは何台接続できますか?

1ゾーンに、センサは10台くらいまでを目安にしてください。 それ以上の台数でもご使用頂けますが、センサの消費電流や、警報出力の接点抵抗、配線接続及び配線抵抗によっては、動作が不安定になる恐れがあります。 配線距離については以下の表の範囲でご検討ください。

  • センサの消費電流を25~30mAとした時の目安です。センサの消費電流によって配線長が変わります。

1ゾーンにセンサを複数台接続する場合は、上記の配線距離を接続台数で除した数値が、1台あたりの配線距離になります。
また、CB-22のセンサ用電源の容量が330mA以下となっていますので、それ以上の消費電流となる場合は、別途直流電源装置をご用意いただく必要があります。
〈注意〉
センサ用電源から丸ベルなども利用される場合は、その消費電流も加算されますので、ご注意ください。
※接続につきましては、配線図例をご参照ください。

配線図例

ゾーン1とゾーン2の違いを教えてください

来客モード時の音色が違います。
■ゾーン1
・音色: 「ピンポン」(下記(1)参照)
■ゾーン2
・音色: 「ピロピロ」(下記(2)参照)

NO出力をもつセンサを使用されますと、来客モード時にも接点出力1、接点出力2が出力動作します。接点出力は、設定スイッチによって個別出力や総合出力など、色々な出力パターンを選択設定することができます。(上記(3)参照)

ゾーン2の短絡金具がないようだが?

CB-2ではゾーン2の端子⑪と端子⑫間に短絡金具がありましたが、CB-22ではなくなりました。
使用しないゾーン入力は、ゾーン入力切替をNOに設定するか、NCに設定して短い配線でそのゾーンの端子間を短絡してください。

ゾーン1の入力で接点出力1のみを出力し、ゾーン2の出力では接点出力1と2の両方を出力したい

可能です。
・ゾーン1の入力は接点出力1もしくは接点出力2のいずれか片方のみ出力し、ゾーン2の入力は接点出力1と接点出力2の両方を出力することができます。
・その逆にゾーン1の入力で接点出力1と接点出力2の両方を出力し、ゾーン2の入力で接点出力1もしくは接点出力2のいずれか片方を出力することもできます。
これらは設定スイッチの3~6番で設定することができます。詳しくは取扱説明書をご参照ください。
〈注意〉
接点出力1は300W以下(抵抗負荷)、接点出力2はDC18V100mA以下と接点容量が大きく違いますので、接続する機器のワット数や容量に十分ご注意ください。

その他

CB-2をCB-22と交換したい

端子配列はほぼ同じですので、下記についてご注意頂けば、CB-2の配線をそのままCB-22の同じ端子に付け替えるだけで置き換えることができます。

・CB-22では有電圧出力がなくなりましたので、CB-2の有電圧出力(端子(6)、端子(7))を使用している警報器は配線の仕方が変わります。 CB-22の端子(6)と端子(9)に、その警報器を接続します。端子(7)と端子(8)間に付属している短絡金具は付けたままにしてください。
・CB-22では、ゾーン1入力・ゾーン2入力ともにNO/NC入力切替設定があります。(初期設定はNC入力になっています。)
・NO/NC入力切替設定は、既設センサの警報出力が、NOであればNO入力に、NCであればNC入力に設定してください。
・使用しない(センサの警報出力などを繋げない)ゾーン入力端子は、NO/NC入力切替設定でNOに設定するか、もしくはNC入力に設定し、そのゾーン入力端子間を短い配線などで短絡(ショート)してください。

センサや警報器をどのように接続すればよいのか?

配線図をご用意しております。リンク先の配線図例をご参照ください。

電源投入時に警戒モードで立ち上がるようにしたい

キースイッチ入力端子⑬、⑭のショート金具を取り外してください。
〈注意〉
・金具を外すと常時警戒モードになり、来客モードにすることができませんので、ご注意ください。
・電源投入時には、接続されているセンサも再起動となります。センサは再起動に時間がかかるため、CB-22は警報出力があると判定し、出力動作しますのでご注意ください。
・警報モード時の接点出力、およびアラーム音は、設定された時間出力されます。その間CB-22本体で来客モードに操作しても、それらの出力を止めることはできませんので、ご注意ください。

タイマースイッチやデイナイトスイッチ、片切スイッチでCB-22の電源を入切して運用したい

機器的には全く問題ありません。
工場や冷蔵冷凍機があるところなどでは、電源にサージノイズが多く印加されます。この場合CB-22に限らず、その電源に接続されている機器の電源回路に大きな負荷がかかることがあります。さらに電源の入り切りによって、その負荷は増大しますので、それらの機器の寿命が短くなる可能性は考えられます。
CB-22は通常、電源再投入時には来客モードで立ち上がります。また、前述のように、常時警戒モードで立ち上がるようにしている場合は、接続されているセンサも再起動となります。
センサは再起動に時間がかかるため、CB-22は警報出力があると判定し、電源投入出力動作します。

音量や出力時間はどこで設定できますか?

CB-22本体にそれぞれの調整ボリュームがあります。
スピーカー音量ボリュームは、コントロールパネル下部右側にあります。
コントロールパネル下部にあるビスを緩め、コントロールパネルを下から開きますと、本体設定部が見えます。その中央下方に、出力時間調整ボリュームがあります

自動車出庫警報システムとして使用したい

車両検知センサ関連サイトで、詳しい資料をご覧いただけます。

車両検知機器・システム

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