サーバー室への不正侵入を未然に防ぐ
データセンターの信頼を守る、物理的なセキュリティ対策とは
クラウド型ネットサービスの登場により、世界中でデータセンターの需要が高まっている昨今。
日本国内におけるデータセンターの市場規模も年々拡大し、2021年末時点の国内市場規模(売上高)が1兆7,341億円だったことに対し
2025年には2兆5,000億円※を超えるまでに拡大すると予測されています。
データセンターでは建物内で保持しているサーバーに対し、災害を含む想定しうる全ての状況下での安全性維持が強く求められます。
その中にはもちろんテロ行為や業務妨害となるような故意的な不正行為も含まれており、強固なセキュリティ対策が重要なポイントです。特にサーバーを保管するサーバー室のセキュリティは、厳重な対策が不可欠です。
※出典:総務省「データセンター市場の動向 第2部 情報通信分野の現状と課題 第6節 国内外におけるサービス・アプリケーションの動向」
国内導入実績 No.1 新規導入・後付け設置のどちらにも対応
「共連れ・すれ違い」によるサーバー室への不正侵入を未然に阻止
サーバー室の不正侵入対策として、バイオメトリクス照合装置をはじめとする個人認証装置や、ICカードリーダーを活用した入退室管理機器の導入が進んでいます。ただし、正規の認証者の後に続いて入室する不正な「共連れ侵入、すれ違い侵入」はこの仕組みだけでは完全に防ぐことはできません。
オプテックスの共連れ検出システムは、独自アルゴリズム「ベクトル焦点法」を用いた画像センシング技術により、サーバー室の前室内を俯瞰的に監視。
複雑な人の動きや人数を高速かつ高精度に認識し、設定区間内への滞在人数が1人か2人以上かの判定をリアルタイムで行います。
入退室管理システムや監視カメラシステムなど既設設備と連携させることができるため、設置性が高く大がかりな工事の必要がないことも高い導入実績に繋がっています。
【導入例】 インターロックの前室で共連れを監視、確実な一人通行を実現
<採用理由>
・共連れ検出システムで前室内を俯瞰的に監視できるため
・リアルタイムで1人か2人以上かの滞在判定ができるため
・検出エリアの範囲調整が容易なため
<運用方法>
・前室内に1人以上滞在する場合、前室外側のカード認証を使用不可に
・前室内に2人以上滞在する場合、サーバー室へ入室するバイオメトリクス照合装置を使用不可に
<導入実績>
・データセンター(国内)
・コールセンター(国内)
・官公庁、地方自治体の情報管理室 など多数
さらに国外のデータセンターの場合、大胆かつ組織的な犯行リスクにさらされることが多く、厳重なセキュリティ対策が以前より求められてきました。
ここでは海外のデータセンターで多彩な導入実績を持つ、オプテックスの物理的な不正侵入対策をご紹介します。
事例:レーザースキャンセンサーを使った、不正侵入対策
正規の出入口を通過せず天井や床下を破壊してサーバー室へ侵入するケースや、複数の企業が合同でサーバーラックを管理している場合に権限外のラック接触を防止したいケースには、当社レーザースキャンセンサーが有効です。
「面での警戒」でセキュリティレベルや運用に沿った設定で、犯罪行為の未然防止に貢献しています。
これ以外にもデータセンターに活用いただけるシステムを多数ご提案可能です。
詳細なカタログを無料公開いたしましたのでぜひご覧ください。
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