
開発設計職(電気系エンジニア)
理工学研究科 電子システム専攻 卒業
防犯用センサーを扱う部署で電気分野の設計・開発を担当しています。現在はデータセンターや空港などに設置される、レーザーを用いた防犯センサーのプロジェクトに携わっており、主に電子部品の選定や回路設計、製品評価に取り組んでいます。防犯センサーにおいて、誤報することなく不審者を検知することは非常に重要です。そのため、製品評価の際には全力疾走や匍匐前進など不審者の行動を模した評価を行ったり、製品の設置現場を訪れ、使用される環境を実際に確認することもあります。理論と実践を組み合わせて製品開発に励んでいます。

入社の決め手は2つあります。1つ目は企画から設計、量産まで幅広く製品開発に関われることです。業務範囲が広いため、製品開発に必要となる多様なスキルを習得できるとともに、自身で手掛けた製品という実感をより強く得られると感じました。2つ目は、グローバルニッチトップ企業であることです。特定の市場で影響力のある製品を生み出しているところに魅力を感じました。将来、自身の開発した製品が世界の特定の市場でトップシェアを取る可能性を考えると、オプテックスで働きたいと思いました。
製品開発において、各部門との連携が非常に多い点に良いギャップを感じました。特にオプテックスの製品開発は業務内容が幅広く、各フェーズでの他部門との協力が欠かせません。例えば、企画段階では営業部門と新製品のコンセプトや仕様について協議し、開発の方向性を決定します。開発が進み製造段階に入ると、製造部門と連携して設計した製品の最適な製造プロセスを検討します。また、製品リリース後も販売を継続するためには購買・調達部門や品質管理部門との連携が欠かせません。製品開発には技術的な要素だけでなく、チームプレーも非常に重要であることを実感し、その面白さを日々感じています。
積極的に挑戦の機会を与えてもらえるところです。実際の業務で回路設計に挑戦したいと希望を伝えたところ、挑戦する機会をいただきました。初めての経験ばかりで困難もありましたが、先輩社員の方々のサポートもあり、何とか目標の仕様を満たす回路を設計することができました。挑戦の機会だけでなく、挑戦に対して支援する風土が根付いており、何度でも挑戦したくなる非常に良い環境だと実感しています。

オプテックスでの仕事のやりがいは、自分が携わった製品が世界各地で使用されるところにあります。例えば、データセンターをはじめとする重要施設に設置されているのを実際に目にしたり、航空写真で世界遺産に設置されている様子を見た際には、大きな衝撃を受けました。自身の仕事が世界中で役立っていることを実感し、業務のやりがいに繋がっています。世界中で使用される製品をいち早く開発できるよう、日々奮闘中です。
様々なことに興味を持ち、主体的に行動することを意識してみてください。主体的に行動することでスキルや知識が向上し、視野が広がり、新たなチャンスに巡り合えると思います。最近、学生時代に避けていたことが、社会人になってから「あの時経験しておけば良かったな」と感じることが多々あります。研究や就職活動で忙しいとは思いますが、積極的に新しい経験に挑戦してみてください。その経験が、就職活動や社会人生活においてきっと役に立つと思います。