事業領域

オプテックスのビジネスモデル さまざまなセンシング技術を応用し、特定の分野や用途に最適なセンサーを開発し、グローバルニッチNo.1を目指すこと

オプテックスは「安全・安心・快適」をコンセプトに、幅広い社会や産業の課題を解決する製品やサービスを提案してまいりました。他社の追従が容易でない高い技術力、世界各国から収集されたデータをもとにしたノウハウの蓄積で圧倒的な差別化とユニークな解決策を提供し、特定分野においてグローバルニッチNo.1を生み出し続けることを目標としています。

セキュリティビジネス

侵入者をいち早く検知し、テロや犯罪を未然に阻止

テロの脅威、犯罪の凶悪化・多様化によって、セキュリティニーズは拡大し、警備体制の強化が求められています。オプテックスは、世界各国の社会インフラにかかわる重要施設から商業施設、一般住宅まで、さまざまなシーンに対応する機械警備用セキュリティセンサーを開発し、世界中の人々に安全と安心を提供しています。
当社が注力しているのは、犯罪を未然に防ぐ「事前抑止」です。これまでの機械警備は、建物内への侵入後に検知する「事後通報」が主流でしたが、犯罪が凶悪化するなか、建物への侵入前に屋外で検知する「事前抑止」が重要と考えています。
オプテックスは、屋内用センサーに加え、より過酷な環境でも安定した性能を要求される屋外用センサーにおいて、セキュリティ分野で世界トップクラスの品質とラインアップを誇っています。
国境、軍事施設、エネルギープラント、空港などのハイセキュリティ市場では、当社のセンサーを使った高いレベルの機械警備による外周警戒で、不法侵入や、物資の盗難・破壊・盗掘活動を即座に検知し、犯罪の阻止へとつなげます。一方、敷地内は、センサーとカメラ追尾による効率的な監視システムを構築。商業施設や工場など、コマーシャル市場の屋外監視に活用されています。
さらに、情報漏えいの防御策として、データセンターや公的機関などへの否認証者の検知(共連れ検知)や、LANケーブルからのデータ搾取を検知するセンサーを開発し、物理的ネットワークセキュリティに大きな効果を発揮します。

セキュリティビジネス

自動ドアビジネス

施設や建物のエントランスに、快適と安全を提供

自動ドアの安全性・快適性を高めるには、設置場所の特性と通行者の傾向に即した自動ドアセンサーが不可欠です。オプテックスは、自動ドアに何が求められているかを考え、出入口のインテリジェント化を図っています。
世界で初めて遠赤外線式自動ドアセンサーを製品化して以来、オプテックスは、各国の安全基準をクリアしつつ、それぞれの現場に最も快適なエントランス空間を実現させる製品を生み出しています。それらは、スライドドア、スイングドア、回転ドアなど、あらゆるタイプの自動ドアに用いられ、ビル、工場、交通機関など公共・商業施設用の一般的な自動ドアから、工場用大型自動シャッター、病院など衛生面への配慮が必要なドアなど、幅広い用途に活用されています。また、製品の開発だけではなく、現場に合う製品選定のコンサルティングから、その後の施工、アフターメンテナンスサポートまで、総合的なサービスを提供しています。
オプテックスは既存の自動ドアだけに留まらず、エントランスを対象に、安心、安全、快適につながる製品を開発し、世界のエントランス向けセンサー市場をリードしています。

自動ドアビジネス

水質測定ビジネス

水質監視と予防保全を簡易に行い、水環境を見守る

世界人口の増加や新興国の経済発展を背景に、水の需要は世界的に急増しています。また、水道施設の老朽化や、水質の確保に必要な技術管理者の不足といった問題も深刻化しています。こうした状況のなか、水の再利用や水質管理のレベル向上は緊急の課題となっています。オプテックスは、水質管理測定機器を提供するサプライヤーとしてこの問題に取り組んでいます。
オプテックスは、世界初の「水の透明度自動測定システム」を開発し、以降、自然環境測定、水処理施設や製造工程の水質測定・検査の現場を支えています。各水処理プロセスや用途に応じた濁度、透明度のほか、pH、残留塩素、微粒子、油膜の検知器などの測定機器を幅広くラインアップし、石油化学、自動車、半導体、食品・医薬などの産業や、各自治体における水質の安全監視のニーズに対応しています。
当社は、これまでの水質計測機器だけでなく、通信、監視という分断された個別のシステムをつなぎ、水の安全を総合的に維持・管理するシステム開発に取り組んでいます。
このシステムにより、巡回監視が不要になるだけでなく、リアルタイムに監視をすることで水質異常の早期発見ができ、早期対処につながります。オプテックスは、ローコストで手間のかからない水質管理システムを世に出すことで、水質監視をより身近なものにしたいと考えています。

水質測定ビジネス

駐車場ビジネス

駐車場運営の効率化・サービス向上を図る

駐車場経営は、遊休地の有効活用として始められることが多く、契約期間が2年で更新されることが多いため、駐車場設備の施工と撤去において工事の簡易化が求められています。無人で車の入出庫を管理するためのセンサーとして現在主流なのは、地中に埋設するループコイルです。ループコイルは電線をループ状に巻いたもので、ループコイル式の車両検知は、車両の金属部分による信号変化を利用して、車両の有無を検知し、駐車券の発行、ゲートバーの開閉、車両の満空表示に使用します。しかし、ループコイルの設置には地面を掘り起こす作業が必要で、アスファルト舗装や配線により大掛かりな工事になります。また、設置ミスや車両の圧力により電線が断線した場合、再び地面を掘り返すこととなり、メンテナンスにも時間と費用を要するため、近年、商業施設やビルの地下駐車場などにおいてループコイル埋設禁止の動きも進みつつあります。
当社が開発した車両検知センサーは、埋設不要でポールに設置することができるため、工期を従来の約半分に削減するなど、施工面での省力化に貢献します。また、今後普及が進むと予想される炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用した車も確実に検知できるため、車種を選ばない駐車場運営ができます。コインパーキング、パーキングメーター(路上駐車場)、商業施設の駐車場の景色を一変するものと期待されています。

駐車場ビジネス

照明ビジネス

暗がりの不安を解消し、人々に安心感をもたらす

現代社会のあらゆるシーンにおいて、照明は欠かせません。企業や自治体の環境経営が本格化し、家庭での節電意識も高まるなか、安心感を損なわずに省エネルギー化を実現する照明が求められています。こうした流れを受け、オプテックスでは、センサー連動による「必要なときに、必要なあかり」をコンセプトに屋外におけるスマートなあかりを提案しています。
これまでの屋外用センサーライトは、侵入者をセンサーが検知すると照明を照らし威嚇する防犯用途に使われてきました。こうした用途に加え、オプテックスでは、配光及び照度の調整ができるLED照明の特性と、得意のセンシング技術と組み合わせることにより、さまざまなシーンに応じた快適な明かりを提供しています。人や車を検知すると最適な明るさで点灯し、無人のときは必要最低限の光量に抑える省エネ照明です。
LED化や調光による省電力化だけでなく、暗がりの不安を解消し、人々に安心感を提供することも照明の重要な役割です。
たとえば災害時、緊急避難所や避難路では、照明がないことが不安や恐怖などを助長させます。当社のソーラータイプの自立型屋外照明であれば、電源が確保できない場所でも、長時間のあかりを供給することができます。
オプテックスでは、人々に安全と安心をもたらすあかりとは何かを考えた取り組みを進めています。

照明ビジネス

店舗マネジメントビジネス

リテール業界に欠かせない来場者データを提供

大型小売店や集客施設において、入出場者数はマーケティングの重要なデータになります。これらのデータは販売機会ロスの低減や、集客力アップ策の効果を測るために利用されています。オプテックスの人数カウントシステムは、人数や属性などの情報を定量的にアウトプットし、リテールソリューションの一翼を担っています。
人の複雑な動きを高精度に画像解析し、人数を正確に計測する当社の人数カウントシステムは、商業施設やイベント会場、公共施設などに導入され、圧倒的なシェアを誇っています。
たとえば商業施設では、これまで感覚的なものであった1日の総入店者数や平均滞留時間、顧客動線などの数値データを分析することによって、売場での人の動きを把握し、商品陳列、人員配置、広告の最適化を図り、お客様が買い物をしやすい環境づくりをサポートします。また、店舗内の滞留者数は、災害における避難経路や警備員の配置計画といった安全対策にも活用されています。
オプテックスでは、人数カウントシステムを店舗から「バスの乗降者カウント」という新たなアプリケーションに広げ、利用者数に応じた運行便数の調整など、バス会社の経営効率化につながるシステムへと発展させています。
オプテックスは、人の動きから得られる情報を元に、新たなアプリケーションを開拓しています。

店舗マネジメントビジネス

ビルディングオートメーション

室内環境の最適化と効率的なスペース活用を実現

近年、ビルオートメーション市場におけるシステム導入において、特定のメーカーの機器や設備しか対応できないクローズドシステムから、仕様が公開されている通信規格(オープンプロトコル)に準拠すれば、異なるメーカーの製品同士でも相互接続ができるオープンシステムの世界標準化が進んでいます。これにより、機能・品質・デザインなどを判断基準に世界各社の良い機器やセンサーなどを選定し、自由度や拡張性の高いシステム構築が可能となります。
さらに、さまざまなモノやデバイスに取り付けられたセンサーから送られてくる情報を、インターネットを介して活用するIoTの普及により、あらゆる機器や設備をソフトウェアで統合的に管理することができるようになりました。
ビルオートメーション向けの人の存在検知センサーは、照明や空調システムと連動することで、照度や温度管理による室内環境の快適化・生産性の向上や省エネルギー化を実現します。また、オフィス内の会議室や休憩所・フリーデスクの利用状況などの確認や、慢性的なスペース不足を解消するためのオフィススペースの最適化も可能にします。

ビルディングオートメーション

IoTビジネス

様々な経営課題を解決するIoTビジネスを形にする

サービスを提供する現場や生産性向上に取り組む企業では、人手不足によって業務量や手順が増加する一方、人の数や経験に頼った労働集約型が多く存在しています。このような社会課題に対する解決施策の1つとして、センサーから得られたデータを活用して生産性向上や効率化、安定的な状況判断などを進めるために、IoTを導入する動きが本格化してきました。
さまざまな設備・装置にセンサーを付けてそれぞれが繋がれば、自動かつ遠隔で監視ができ、オペレーションはたやすくなります。これまでにはないアプリケーションも実現できます。
こうしたセンターデータは産業の不可欠なファクターとなり、データに対する価値はますます高まっています。センサーデータを保有する当社だけでは実現できなかったビジネスやサービスが、さまざまな業界のソリューションを構築、運用する企業との共創により実現できるようになりました。

IoTビジネス