2025年04月07日

大阪・関西万博 関西パビリオンの滋賀県ブースに
技研トラステムの「来場者属性傾向分析システム」採用
~来場者の属性を把握しブース運営に活用~

当社の子会社である技研トラステム株式会社(本社:京都市伏見区、代表取締役:三島一久)が開発した「来場者属性傾向分析システム」が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内、関西広域連合の「関西パビリオン」に常設出展する「滋賀県ブース」にて採用されました。当システムは天井に設置されたセンサ機器により、通過する人物のデモグラフィックをリアルタイムに解析し、来場者傾向の把握と運営改善やマーケティングに役立てることが可能となります。

滋賀県ブース エントランスイメージパース
来場者属性傾向分析システム

なお、今回の滋賀県ブースの「来場者属性傾向分析システム」のほかにも、大阪・関西万博の多くの施設にて当社の「人数カウントシステム」を採用いただいております。

「来場者属性傾向分析システム」について

入口の天井にセンサ機器を設置し、通過する人物の属性をリアルタイムに解析します。顔の特徴点に基づき、独自の画像処理技術と属性推定エンジンによって、性別と年齢層を推定します。センサ機器内で処理が完結し、個人の識別情報を残すことなく解析結果を蓄積し、来場者の傾向を把握できるため、施設運営においてマーケティングやサービスの向上に役立てることが可能です。

エッジ処理センサデバイス(AIO-FX1)
顔の特徴量から属性を分析
属性情報分析アプリケーション
大阪・関西万博 関西パビリオン内「滋賀県ブース」について

日本一の湖・びわ湖を中心に、滋賀の豊かな自然と、人々のくらし・文化を紹介。映像とサウンド、光を用いた空間アートによって、滋賀の魅力を直観的に体感いただけます。

滋賀県 大阪・関西万博ウェブサイト情報

技研トラステム株式会社について

技研トラステムは、世界初の人数カウントシステム開発以来、様々な場所でお客様の行動を計測し、データ化して参りました。
おかげさまで国内外延べ10万か所以上に導入いただいております。
近年の行動の多様化により、多くの商業施設や公共施設にて顧客・来場者利便性を高める施策需要が高まっています。
当社においても、多様な価値を引き出すことができるソリューションを引き続き開発し、施設運営改善業務の支援に努めてまいります。

会社概要
会社名: 技研トラステム株式会社  *オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市)100%子会社
所在地: 京都府伏見区竹田西段川原町98
代表者: 代表取締役 三島一久
創業日: 1966年5月28日
URL: https://www.trastem.co.jp
事業内容:技研トラステムは、1976年に世界初の「人数カウントシステム」を開発。 以来、国内外の百貨店・ショッピングセンターや量販・専門店、公共施設、交通機関などさまざまな場所でのお客様行動を可視化し、運営状況の分析や改善に役立つソリューションを提供しています。

  • 掲載の画像は滋賀県から掲載許可をいただいております