2022年12月22日

福岡市『箱崎商店街』で人流分析の実証実験を開始

~ オプテックスのOMNICITY®を用いた商店街DX ~

オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)と連携し、『箱崎商店街』における人流分析の実証実験(以下、「本実証実験」)を、2022年12月22日より開始いたしましたのでお知らせいたします。

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背景と目的

箱崎商店街は筥崎宮を中心に広がる、昔ながらの商店街です。九州大学移転等で環境が大きく変わるなかでも、独自のデジタルマネー施策などの先進的な取り組みを行い、新しい賑わいを生み出しています。現在100店舗を超える加盟店で運営されています。

本実証実験では商店街内の人の流れや店舗流入数を収集。にぎわいを感覚ではなく数値として把握します。また加盟店舗への情報提供を行い、店舗の枠を超えた施策検討やコミュニケーションの活性化に活かされます。

実証期間

2022年12月22日(木)~2023年2月28日(火)

実施概要

商店街内の5店舗に「OMNICITY®(オムニシティ)」をご使用いただき、通りと店舗の人流データを取得します。メディアセンサーとWi-Fiセンサーを商店街の広範囲に設置することで、各店舗の来店行動分析を行うだけでなく商店街全体の人流傾向の把握を試みます。尚、自動ドアセンサーを用いた人流・来店分析は国内で3例目、九州では初めての取り組みです。

※メディアセンサー:OMNICITYが独自に展開する、ビーコン内蔵の自動ドアセンサーまたはビーコン発信装置

センサーを設置した店舗

データの取得・分析イメージ

システム構成

実施主体:オプテックス株式会社
支援主体:FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)
協 力 :箱崎商店連合会

オプテックスとOMNICITY®について

オプテックスは自動ドアセンサーでは国内55%、海外30%のシェアを保持する特定用途向けセンサーメーカーです。経済産業省が選定する「グローバルニッチトップ企業100選」には二回連続で選出されています。

OMNICITY®はオプテックスが独自に開発した情報発信プラットフォームです。建物のエントランスに設置するメディアセンサーを使い、来店者数をカウント。販売促進策分析などに活用可能です。また将来的に商店街アプリ等と連動すれば、来店者や通行者それぞれに最適な情報配信を実施できます。

ムメイジュク様のセンサーイメージ
ムメイジュク様のメディアセンサー
ブックスキューブリック 箱崎店様のセンサーイメージ
ブックスキューブリック 箱崎店様のメディアセンサー

Fukuoka Smart Eastについて

少子高齢化など、まちづくりの様々な課題を解決しながら持続的に発展していくため、最先端の技術革新の導入などによる、快適で質の高いライフスタイルと都市空間を創出し、未来に誇れるモデル都市を創造していくものです。その先駆けとして、箱崎のまちづくりにおいて取り組みが進んでいます。

自動ドアセンサー等の実証内容に関するお問合せ

オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山/岡井

E-mail:oj-pr@optex.co.jp

「FUKUOKA Smart EAST」の取り組みに関するお問合せ

FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム事務局(福岡地域戦略推進協議会内) 梶原

Tel:092-710-7739

Fax:092-710-6433