2018年04月03日

工場や事業所敷地内の防災・安全対策用ソーラーLED照明発売

~屋外の暗い場所に明かりを充実、照明による転倒防止・従業員の安全確保で企業防災に貢献~

 オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、企業防災対策用の防災・安全照明として、ソーラーLED照明「LS-10」を4月7日より発売開始いたします。オプテックスでは、工場や事業所敷地内の明かりが不足している構内通路や従業員駐車場に加え、新たに駐輪場や通用口向けの照明をラインアップすることにより、敷地全体の照明を提案し、従業員の安全確保をサポートします。

オプテックスの工場や事業所全体の照明ソリューション

 製造業を中心に、50名以上の従業員が働く工場や事業所は全国で8,000か所以上あります。これらの工場や事業所の事故や災害の未然防止は、企業にとって重要課題であり、社会的責任として、防災・安全対策への積極的な取り組みが求められており、対策費用の確保が進んでいます。一方、安全管理者は、計画的な設備改善や保全とともに、従業員の安全確保と安心して働ける労働環境の改善など、多くの対策を講じる必要があります。街中のオフィスとは異なり、工場や事業所の多くは、広大な敷地を有していることが多く、必要な場所に、充分な明かりの確保ができていないのが現状です。構内の移動や台車などでの運搬、あるいは、帰宅時に周囲や足元の状態が確認できる明かりは、転倒などの事故や労働者の不安を軽減します。また、地震発生時や不意な停電の際、確実に明かりを確保できる機能を持つ照明器具の設置も防災対策には必須です。

 オプテックスは、東日本大震災以降、防災用照明の開発をすすめており、特に工場や事業所内の屋外照明に最適な製品を提案してきました。今回発売するソーラーLED照明「LS-10」は、従業員の駐輪場や通用口に最適な照明です。センサーにより人がいない時は消灯し、人を検知すると明るく点灯。また、ソーラーバッテリーを搭載しているため、設置場所の周辺に商用電源を確保する必要がありません。

主な特長は以下の通りです。

  1. ソーラーパネルから電力を供給、配線不要で省施工
    ソーラーパネル(太陽電池)により、日中に太陽エネルギーを電気に変換し、バッテリーに充電、夜間はバッテリーに充電されたエネルギーで点灯します。商用電源を必要としないため、配線工事は不要です。送電が困難な場所(電源が届かない場所など)や停電時でも明かりの確保が可能です。施工時間の短縮や設置場所を選ばず、自由に設置が可能です。
    また、フル充電した場合、1日100回の点灯で7日間連続して点灯することができます。蓄電しにくい雨の日や曇天が続く環境になっても動作します。
  2. 長寿命バッテリーで省メンテナンス、欲しい時にしっかり点灯
    敷地内には多くの設備があり、すべての設備の稼働状況の点検には、労力がかかります。また、本照明は、バッテリーの期待寿命が15年と長寿命であるため、定期的な電池交換が不要で省メンテナンスを実現し、必要な時に必要な明かりを提供できます。
  3. 厳しい環境下でも安心して使用可能
    降雨や風の影響を受ける屋外環境や一般的なバッテリーには厳しいマイナス20℃の低温環境でも、耐環境性能をもっているため、駐輪場や従業員通用口などの屋外でも、安心して使用できます。
     - 寒冷地対応:チタン酸リチウムイオン電池
     - 防噴流対応:保護等級IP55

 オプテックスは、工場や事業所のさまざまな場所に最適な明かりを提供し、防災対策や従業員の安全な労働環境づくりに貢献していきたいと考えています

販売価格

希望小売価格 35,000円(税抜)

販売目標

初年度 30,000千円

設置場所事例

本件に関するお問い合わせ先

オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山

E-mail:oj-pr@optex.co.jp