2016年10月17日

オプテックスとM-SOLUTIONSが「Pepper」のIoTソリューションを開発

~国内初、自動ドアセンサーを起点にPepperの動作・セリフの設定が可能に!~

 オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、取締役会長兼代表取締役社長:小林 徹、以下オプテックス)とソフトバンク・テクノロジーグループのM-SOLUTIONS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 光浩、以下M-SOL)は、共同で、ソフトバンクロボティクス株式会社が提供する人型ロボット「Pepper」と、オプテックスの自動ドアセンサー等を連携させる「IoTセンサー連携オプション」を開発しましたのでお知らせいたします。本サービスは2016年10月17日より、M-SOLのPepper動作設定サービス「Smart at robo for Pepper」のオプションとして提供を開始いたします。

Smart at robo for Pepper「IoTセンサー連携オプション」について

 M-SOLが提供する「Smart at robo for Pepper」は、月額利用料38,000円(税別)で Pepper のセリフや動作の設定を簡単に行うサービスです。今回開発した「IoTセンサー連携オプション」により、Pepperは、タイマーやPepperに搭載された近距離で反応するセンサー以外に、特定の場所に設置したオプテックスのセンサーと連携させることで、より人の動きに連動したコミュニケーションが可能となります。本オプションサービスは月額利用金5,000円(税別)です。

センサー連携によるPepper活用の想定

オフィス、商業施設の出入口

・自動ドアセンサーにより入室か退室か判断、遠距離からPepperに挨拶や誘導を行わせる

スーパーなどの店舗内

・各商品棚に人感センサーを設置し、通りかかったお客様に商品棚にある注目商品の説明をさせる
・特設コーナーまでの導線に人感センサーを設置し、お客様を特設コーナーの設置場所を案内させる

美術館、イベント会場

・展示ブースごとにセンサーを設置し、立ち止まった展示物の説明をさせる

 侵入者検知用防犯センサーや自動ドアセンサーなどで世界トップクラスのマーケットシェアを保有するオプテックスは、各種センサー機器のみならず、総合的なセンシングソリューションの提供を推進しています。一方、M-SOLはモバイル端末を利用した企業エントランスサービスやPepperの動作設定サービスを提供するなど、IoTデバイス向けアプリケーション開発を得意としています。
 両社の得意分野の技術力を組み合わせることにより、センサーとクラウドサービス(Microsoft Azure) を連携し、Pepperの動作を指定する機能の開発に成功しました。M-SOLは、今後、この機能を利用した具体的なアプリケーションを生活のあらゆるシーンに展開を図り、サービスロボットが社会の重要な役割を担える存在にしてまいります。

「Smart at robo for Pepper」についてはこちらをご覧ください。
http://smartat.jp/robo/

M-SOLUTIONS
M-SOLは、ソフトバンク・テクノロジーグループのモバイル・ロボアプリ開発企業です。ソフトバンクのグループ企業として創業し、主にグループのシステム開発を行ってきました。ソフトバンクグループが着々と拡大していく中で、M-SOLは数多くの案件に取り組み、成功に導いてきました。今後、スマートロボットはスマートフォンやタブレット端末と同様に、社会へ急激に浸透が進んで行きます。その分野で先陣を切って、ロボアプリの開発とコンサルティングを通じて、お客様のビジネス拡大や業務支援に貢献してまいります。
[会社概要]
 代表者:代表取締役社長 佐藤 光浩
 所在地:東京都新宿区新宿6-27-30新宿イーストサイドスクエア17階
 URL:https://m-sol.co.jp/

  • ロボアプリは、ソフトバンクロボティクス株式会社の登録商標です。
  • Smart at robo for Pepperは、ソフトバンクロボティクス株式会社のPepperを活用しM-SOLで独自開発したサービスです。
  • 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山

E-mail:oj-pr@optex.co.jp

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