2016年01月05日

2016年 社長年頭ごあいさつ

「新しい」を生み出す ~大胆に未来を描き、スピード感を持って行動する~ 

当社 取締役会長 兼 代表取締役社長 小林 徹は、1月5日、年頭にあたりオプテックスの従業員に向けて新年の挨拶を行いました。
挨拶の要旨は以下のとおりです。


 新年あけましておめでとうございます。
昨年は、円安の影響で一息ついた感もある日本経済ですが、世界に目を向けるとテロや国際紛争などによる社会不安が高まり、こうした動きが世界経済の減速傾向を助長するリスクが高まっています。本年は、TPP協定発効や法人税減税による経営環境への好影響が期待されますが、中国経済は高成長から安定成長へと移行し、需要の伸びは鈍化してくると予想されます。
そのような中で、当社グループの企業活動も今まで通りのやり方では大きく成長をすることができません。

私たちは、2014年度から掲げている “「新しい」を生み出す” を引き続き当グループの経営方針として取り組んでまいります。この2年間は新しい活動にむけた種まきを行ってきましたが、今年はスピード感をもって決断し、形にする1年にしていきたいと思っています。この実行にあたって、以下の3点を皆さんにお願いしたいと思います。

  1. 事業構造を変革する
    IoTや人工知能、ビッグデータといった情報技術が急速に進化し、その情報のコアになるセンサーがどのように応用、展開できるかを今のビジネスフィールドだけではなく、思考の幅を広げ議論を行っていただきたいと思います。そのうえで、他社との提携、協業、M&Aなども行いながら、事業領域の拡大を図っていきましょう。
  2. 一人ひとりがリーダーシップを担う
    創造的なアイデアを生み出すためには、多角的な視点から検討することが必須であり、そのためにも組織の枠を超えた人と働き、異なる価値を認め合うことが大切です。
    それぞれの活動のリーダーは一人ではなく、うまく配置されたさまざまな得意分野を持つリーダーの集合体で、一人ひとりがリーダーシップをとって取り組んでください。
  3. ゆとりを持つこと
    「新しい」を生み出すには、リスクが伴います。そのリスクを回避するには、いかにゆとりを持って動けるかが大切です。二の手、三の手の策やアイデアを準備しておくことで、うまくいかなかったときにでも、振り出しに戻らず、次の打開策を打つことができるのです。

私たちは、「新しい」を生み出し、それが目に見える形に成長していくまで、この方針を続けていきたいと思っています。目標に向けて一緒にチャレンジしていきましょう。

本件に関するお問い合わせ先

オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山

E-mail:oj-pr@optex.co.jp

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