電気系エンジニア H・Y

2017年入社  H・Y
開発設計職(電気系エンジニア)
工学研究科 電子通信工学専攻 卒業

Q.1 現在の仕事内容とその中での役割を教えて下さい。

現在の仕事内容は水質監視製品の新規開発です。その中で私は電気設計を担当しています。電気部品選定や図面の作成、そして性能の評価などをしています。部品選定は性能面や価格面などを考えながら、新製品に使用する電気的部品(抵抗やコンデンサー、IC部品、ディスプレイなど)を選びます。そして、図面作成は実際にどのような部品を基板に実装して、どのような配線パターンを描いていくのかを、図面作成ソフトを使用して作図をします。製品性能評価はできた図面を元に試作品を作製し、様々な環境下で使用しても問題がないか、社内の評価装置を使って行います。

Q.2 オプテックスでの仕事のやりがい、面白さを教えて下さい。

自分自身が想像していなかった仕事にチャレンジできることです。例えば、ベトナムの水質問題改善活動では、現地で実際に使用するお客様に対して、製品を使って水質測定のレクチャーに参加し、現場を肌で感じることができました。また、自分が開発に携わった製品がグッドデザイン賞という名誉ある賞を受賞しました。これらの経験は就職する前の自分では想像のできなかったことであり、製品の開発に対してより長く強く携わることができるオプテックスならではの面白さです。

Q.3 オプテックスに入社を決めたきっかけ、決め手を教えて下さい。

オプテックスの魅力はニッチ市場で高いシェアを誇る製品を多く開発している点、グローバルな展開に重点を置いている点、防犯センサーや自動ドアなど人々の生活に欠かせない製品を提供している点など多くあります。最終的にオプテックスで働こうと決め手になったのは、就職活動を通して直感的にこの会社で働きたいと感じたことです。琵琶湖の見える職場で、生活を豊かにするニッチな製品を世界に提供する自分を想像すると「いいなぁ」と思いました。

Q.4 入社前、入社後でのギャップを教えて下さい。

開発の仕事というものに対しての認識に大きなギャップがありました。製品開発をして感じることは、非常に多くのことに目を向ける必要があるということです。オプテックスでは製品の企画から設計、生産まで幅広く携わるため、製品企画ではニーズや市場、設計では部品性能や環境への耐性、生産では組み立て易さや工場設備などを鑑みる必要があります。なかなかその全ての工程に配慮ができず、取りこぼしてしまうことがあり、開発の難しさを日々感じています。反面、様々なことに携わることができるので、新しい経験を通じて吸収することが多く、多角的な視点をもって開発できることは非常に面白く感じています。

Q.5 就職活動中の学生さんに向けて一言お願いします。

私の場合、電気系の開発職という以外は、企業の業界であったり、どういった製品を扱っているかといったことはあえて絞らず、会社説明会に参加したりエントリーをしていました。それによって、様々な企業や業界への視野が広がり、就職活動の中で自分がやりたいことや、より自分が就職したいと思う企業を見つけることが出来たと思います。

オプテックスの会社説明会で些細な質問をした私を、当時の人事担当の方が覚えてくれていたことを知り、非常に驚きました。良い意味で企業の方の印象に残るよう、積極的に質問をしてみるのも良いかもしれませんね。