事例紹介

「社会づくり、まちづくり」

社会づくり、まちづくり

安全な社会の実現にむけて外から守るセキュリティ

テロの脅威、犯罪の凶悪化・多様化によって、セキュリティニーズは拡大し、さまざまな対策が講じられています。オプテックスでは、家や施設内部に侵入される前の段階で、侵入者を検知し通報する屋外警戒による犯罪の事前防止を提案しています。これは、住民の在宅・不在に関わらず不正侵入や犯罪が実行されるケースがあるため、早い段階で侵入者の存在を認知し、通報や自衛手段により安全を確保することができるためです。2001年のアメリカ同時多発テロを機に「事後通報から事前抑止」という防犯概念の普及が一気に加速し、世界中で建物・施設のプロテクションとして受け入れられています。誰もが安全に暮らせる環境にセキュリティセンサーが貢献しています。

安全な社会の実現にむけて外から守るセキュリティ

利用者にも施工者にも優しい自動ドア用開閉スイッチ

北米では、手前または奥側にドアが開閉するスイングタイプ(開き戸)の自動ドアが主流です。しかし、大きく重いドアや回転式の自動ドアは、身体障害者や高齢者などにとっては開閉や通り抜けの際、大きな障壁になっていました。そこで、ドア横などに開閉用のスイッチを設置し、すべての人々が安全で快適に建物にアクセスすることができるようになったのが、オプテックスの自動ドア用開閉スイッチです。これは、ADA(米国障害者法)により、米国の建築基準が改訂され、さまざまな建物や施設において、この基準に準拠した製品が採用されるようになったことが背景にあります。
さらに、病院や公共施設などでは、防火や防煙などの防火区画となる間仕切り用としての目的も備えたドアが多く設置されています。設置されたドアが非常災害時でも稼働できるよう、日々の修理点検が必須となっています。このように、多くの人が利用する自動ドア開閉用スイッチには、省施工性(電源工事不要)と省メンテナンス性(電池交換不要)が求められてきました。
オプテックスでは、「押す力を利用して自ら発電する(エナジーハーベスティング)技術」によってこれらの課題を解決し、作業負担を劇的に軽減することが可能となりました。

利用者にも施工者にも優しい自動ドア用開閉スイッチ