パトカー搭載用スピード違反撮影装置の補助投光器導入事例

ボゴタ市警察隊 様

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南米コロンビアの首都ボゴタ市では、車両のスピード違反を検挙するため、主要道路にはナンバープレートを自動撮影するスピード違反取締装置が設置されています。しかしこの装置はコロンビア全土に普及しているわけではありません。まだ設置されていない地域では、パトカー上部に搭載できる正確で信頼性の高い移動型撮影装置のニーズが高まっています。

ボゴタ市警察隊に採用されたのは、IndigoVision社製のナンバープレート撮影用カメラと屋外カメラ用赤外線投光器Raytec Varioシリーズでした。カメラ用補助投光器に求められる条件として、パトカーに搭載できるように、まずバッテリーで駆動できること、そして小型であることが必須条件でした。そしてカメラが24時間いつでも最大限のパフォーマンスを発揮できるための高品質な光を照射できる必要がありました。

地元のシステムインテグレーターであるEGC社が、移動型撮影装置のハードウェアシステム全体を設計しました。彼らはさまざまなメーカーの投光器を比較実験し、製品品質と総合的な性能において優位性があるという理由で、Raytec Vario i4シリーズを選択しました。

同社のジェファーソン バレンシア氏は「Raytec Vario i4は夜間テストでも優れた性能を発揮しました。暗闇の中でもあらゆるナンバープレートをクリアに撮影でき、長距離でもターゲットを絞った均一な配光を供給してくれました。高いパフォーマンスを発揮するVarioが唯一の選択肢であるという結論に達しました。」と評価しました。そして、カメラとRaytec Vario i4をパトカーの上部に搭載することで、走行中でもスピード違反車のナンバープレート画像を取得できるようになりました。

Raytec Vario i4は、ホットスポット リダクション テクノロジー(HRT)を採用しており、照明を必要とする場所に配光を滑らかに分散させることが可能です。これが白とびや黒つぶれを抑制し、画像品質を向上します。また、Varioシリーズは12-24Vバッテリーから電力を供給できるため、今回のような移動型のアプリケーションに最適です。さらにレンズの交換が可能であり、別のレンズユニットに交換するだけで、あらゆるシーンに合わせて照射角度を調整できます。

コロンビア政府向けに多くの特注のCCTVソリューションを開発してきたEGC社は、ボゴタ市警察隊が高品質で信頼性の高い車載可能な赤外線投光器を必要としていることを認識し、彼らに喜んでもらえるソリューションを提供できました。このプロジェクトはボゴタ市で開始しましたが、将来的にはコロンビア全土での展開が計画されています。

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