2016年09月30日

安全運転支援ツール「セーフメーター」が2016年度グッドデザイン賞を受賞

 オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、取締役会長兼代表取締役社長:小林 徹、以下「オプテックス」)の安全運転支援ツール「セーフメーター」が、このたび2016年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。セーフメーターは、ドライバー自身が安全運転を心がけ、良い運転を続けたくなるコンセプトと車内に設置した際、見守られている親しみやすいデザインを取り入れた結果、従来の法人向けの管理偏重型の安全運転支援ツールではなく、「気づき」「続けたくなる」「わかりやすい」というドライバーの視点にたったユニークで新しいツールとして高く評価されました。当社では今回の受賞を契機にセーフメーターの販売拡大を図るとともに、ユーザー中心の設計思想を取り入れたものづくりを推進し、安全、安心、快適な社会づくりに貢献してまいります。

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

「スムーズな発進・停止、急発進・急ブレーキなどの運転挙動をカウントし表示する単純な機能に絞り込まれたメーター。スムーズで安全な運転を積極的に評価し、加点式の表示で安全運転に対するドライバーのモティベーションを高めようとする方法がユニークである。車のインテリアを邪魔しないシンプルなデザインとなっており、また、電池駆動で工事不要、スマートフォン経由でデータがクラウドサーバーに蓄積されるなど、導入のしやすさへの配慮もなされている。約1万台の導入実績によって事故率削減、燃費向上などの実際の効果を出している点も評価が高い。」


受賞紹介サイト:https://www.g-mark.org/gallery/winners/9dd415b2-803d-11ed-af7e-0242ac130002

製品概要

本製品は、ドライブレコーダーのような急ブレーキなどの危険運転や事故時の映像(画像)記録ツールではなく、ドライバーのスムーズな発進や停止をカウントし、安全運転の実践を促す、今までとは逆転の発想を取り入れた一般企業向けの新しい安全運転支援ツールです。運転データはスマートフォン(Bluetooth)経由で転送されクラウドサーバーにて蓄積、管理者は全ての運転者の状況を確認できます。事後の確認ではなく、事前予防として使う事故対策ソリューションです。
 http://www.optex.co.jp/safemeter/index.html

オプテックスのモノづくりに対する取組み

社内にデザイン専任者(デザイナー)を持たない当社でも、人とモノやサービスとのより良い関係を創りだすために、「デザインの視点や発想」が必要だと考え、企画、開発、広報という組織の枠を超えたチームでデザインプロジェクトを立ち上げました。
独自のデザインフィロソフィーをまとめ、考え方の理解・促進、モノづくりへの反映に向けたさまざまな活動を推進しています。本製品はそのチャレンジのひとつになります。

グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2016(G展)」に出展

本年10月28日(金)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「グッドデザインエキシビション2016(G展)」会場で、セーフメーターが本年度受賞デザインとして紹介されます。

日時:10月28日(金)-11月3日(火)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで59年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は40,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。 
http://www.g-mark.org/

本件に関するお問い合わせ先

オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山

E-mail:oj-pr@optex.co.jp

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