2015年08月04日
給電困難な防災施設向けセンサー調光型ソーラーLED照明発売
~いざという時の安心・安全を提供~
オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、取締役会長兼代表取締役社長:小林 徹、以下「オプテックス」)は、給電困難な避難路、津波避難タワーなど防災施設向けのセンサー調光型ソーラーLED照明を8月18日より発売いたします。真っ暗になると、避難や避難所内の移動の際に危険である上、精神的にも心細くなってしまうことから、これらの施設や場所で、停電時でも一定の照明を確保することが可能となります。

日本を「災害に強い国」にするため、災害発生の対策として国は年間約3兆7900億円という予算をかけて各種整備を実施しています。これを受けて各都道府県では、避難所や防災拠点等において、地震や津波で電源が使用できなくなった時や、停電時でも照明を確保できる、ソーラー照明の設置を進めています。
当製品は、ソーラーパネルによる電力供給で明かりを点灯できるため、給電の困難な場所や停電時の照明として有効です。また、人がいない時は必要最低限のほんのりとした明かりで点灯し、人感センサーが人を検知した時に十分な明るさに増光する調光機能を搭載しているため、無駄な電力消費を削減し、必要な時に十分な機能を発揮することができます。一方、このような避難所や避難経路などの照明設置に早期に対応するために、既設のポールや壁面への設置が可能となるソーラーパネルと蓄電池の最小化と軽量化を実現しました。また、15年間交換不要の長寿命バッテリーを採用し、設置後にかかる費用を大幅に削減することができるため、防災対策を進めるうえでも導入がしやすくなります。

当社では、起こりうる災害のリスクを十分に考慮し、防災施設として必要な機能を備えたセンサー調光型ソーラーLED照明で、人々の安全と安心の確保に役立っていきたいと考えています。
製品特長
- 電源不要・コンパクト設計で簡単設置
太陽光による給電のため電源が不要で、ソーラーパネルと蓄電池を最小化したことにより、大がかりな埋設工事なしに既設のポールや壁面に後付け設置ができます。
また、ソーラーパネルと蓄電池を分離することができるため、設置環境に合わせてソーラーパネルの場所変更や増設が可能です。 - 長寿命バッテリーでメンテナンス費用を削減
期待寿命15年の蓄電池により、従来必要であった数年ごとのバッテリー交換が減り、ライフサイクルコストを大幅に削減できます。 - 日照時間の短い寒冷地でも使用可能
チタン酸リチウムイオン充電池を採用。そのため、氷点下20度まで充電することができ、さらに、日照時間の短い寒冷地でも安心な最長16時間の点灯が可能です。
販売価格
希望小売価格 248,000円
販売目標台数
2,000台/年間
仕様

センサー調光型ソーラーLED照明の詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.optex.co.jp/lighting/product/lc_1000/index.html
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