導入事例

組織一体で取り組んだ事で成果が上がっていると実感。 株式会社トーカイ様

セーフメーターの導入で、経営課題である業務用車両の安全運転と燃費効率向上の両方で大きな成果を上げています。

清潔と健康をキーワードに、病院関連サービスをはじめ、介護用品レンタル、リースキンなど、暮らしに密着したサービスを幅広く展開する企業グループ、株式会社トーカイ様。1955年に岐阜市内にて会社を設立以来、お客様の信用はもちろんのこと、社会の信用を大切にして事業を着実に拡大。2011年3月には東証1部への上場を果たしました。 同社では、お客様先を訪問して商品やサービスを提供する業務が中心であることから、企業グループ全体で約800台に上る業務車両を運用しています。日々、全国を多数の車両が活動している中、トーカイ様では安全運転の遵守には特に気をつけておられるとのこと。また、環境保全に対する取り組みにも熱心であることから、温暖化ガス排出量を抑えるためのエコドライブの励行を全社を挙げて進めています。
こうした取り組みの一環として、トーカイ様ではリースキン部門において「セーフメーター」の導入を決定。まだ1年足らずの運用ながら、自動車事故の予防やエコドライブで成果を上げています。この度、リースキン事業本部長である広瀬章義さん、総務部部長の横山篤夫さんに、「セーフメーター」の導入に至る経緯や現状の運用についておたずねしました。

自動車事故をどう防ぐかに苦心。ドライブレコーダーではうまく運用できなかった。

総務本部 総務部 部長 横山篤夫さん

総務本部 総務部 部長
横山篤夫さん

トーカイ様の主力事業の一つであるリースキン事業。オフィスや店舗、一般家庭を対象に、「きれい」をお届けするのが使命です。マットやモップ、空気清浄機、芳香剤など「清潔」に関連したアイテムをお客様に届けています。部内で運用している業務車両は約130台。現在、そのすべてに「セーフメーター」を設置しています。 同社では、安全運転に向けた教育を以前から行ってきたものの、年間の事故発生をゼロにするには至らず、事故の発生率を少しでも下げることが経営課題の一つでした。自動車事故の発生は事業に深刻な悪影響をもたらすだけでなく、損害保険料の増大につながるため、財務面からも事故の防止はぜひとも取り組まねばならないといえます。また、環境保全の観点から省エネルギーも重要な課題と認識され、毎年のように燃費効率の向上に取り組んできました。 過去には、安全運転の意識向上を目的として、ドライブレコーダーを試験的に導入。しかし、ドライバーの意識向上には必ずしもつながらず、しかも取り付け費用を含めて車両1台あたり10数万円のコストがかかることから、本格的な導入までには至りませんでした。 総務部部長の横山さんが、仕事先からの紹介で「セーフメーター」を知ったのは、2010年のこと。当初は「果たしてどれほどの効果があるのか?」と半信半疑だったそうです。それでも導入コストがドライブレコーダーの約10分の1で、しかも設置や取り外しの費用がかからず運用の手間も省けることから、試験的に20台ほどに導入しました。

試験導入ですぐに効果を実感。部門全体で導入を決定

当初、大きな期待をされなかった「セーフメーター」ですが、その成果はすぐに表れたそうです。横山さんはご自身の経験も踏まえて、次のように語っています。 「安全運転を心掛けることで、それを数値として見えるという分かりやすさがよかったのでしょう。ドライバーの間で『これは面白い!』と話題になり、安全運転の指標であるスムーズカウントの数字を競うようになりました。すると、今までアクセルやブレーキを強く踏んでいた事に気付き、軽微な事故を含めて予防に効果があることが分かりました。私自身もマイカーに『セーフメーター』を付けて試してみたところ、なるほど効果的だと実感できました」

総務部の半年間の試験導入後、全社一斉導入前に先駆けて、リースキン部門では部門の全車両に導入することを決定しました。導入に際しては、念のため他社の類似した製品やサービスと比較検討。その中では、「導入コストが安い」「ドライバー自らが簡単にセットできるため、取り付け手間がかからない」「スムーズカウント、ヒヤリカウントを通じて、安全運転の成果をドライバー自らが日々確認できる」という3つのポイントから、「セーフメーターは優れている」という結論に至りました。

事故の発生率も燃費の節約も前年比で改善

執行役員 リースキン事業部本部長 広瀬章義さん

執行役員 リースキン事業部本部長
広瀬章義さん

リースキン部門が全車両、約130台に「セーフメーター」を導入したのは2011年のこと。それから約1年で大きな成果を上げています。安全運転については、自動車事故の発生率が前年比で3.5ポイントも削減。しかも、重大な事故は発生しておらず、いずれも軽微な接触事故などにとどまった事で、自動車保険費用も大幅に削減できたそうです。

リースキン事業本部長の広瀬さんは導入後の取り組みと効果について、次のような感想を述べています。
「事故を起こしやすいのは、運転経験の少ない若年層のドライバーという傾向があります。特に近年は自動車免許を取得しても、マイカーを持たずに日常的に運転をしない人が増えていることから、事故防止は当社にとって大きな課題でした。その点、『セーフメーター』は、若い人にありがちな急発進や急ハンドルといった急操作を『ヒヤリカウント』で抑止する効果があります。さらに、安全運転をしているときは、『スムーズカウント』を通じて、いわば『ほめて、やる気を出す』効果があります。交通安全に対する意識の改善に、『セーフメーター』がここまで役立つとは思いもしませんでした。」
一方、 安全運転の実現とともに、「セーフメーター」は燃費効率の改善という観点でも威力を発揮しています。「ISO14001の認証取得企業として、省エネルギーは全社的な課題です。朝礼等で取り組みを常に促していますが、精神論だけでは十分な成果を上げるのは難しいですね」と語るのは広瀬さん。これまで毎年のように燃費効率の改善に向けた取り組みを継続してきたことから、これ以上の削減は無理では思われていました。
「ところが驚いたことに、燃費の改善についても前年比2.8%減を達成できました。従来、前年比1%減の目標でも達成が難しかったのに対して、この数字は驚異的と社内で受け止められています。安全運転の基本であるスムーズ運転が省エネルギーにも直結することが判明し、これはいけるという手応えを感じたのです」と、広瀬さんは語っています。
自動車の燃料代が高騰している中で、燃料の節約は経費削減に直結するだけに、財務面でのプラスも見逃せません。

ほかの部門でも導入に向けた動きが相次ぐ

現在、「セーフメーター」の運用については、ドライバーが各自、日報の中に「スムーズカウント」の数値を記載することになっています。所属長は週に一回、数値を確認し、数値をもとに助言や指導を行っています。また、月1回の集計結果は広瀬さんのもとに届くことになっていて、部門全体の取り組み成果が一目で分かるといいます。「安全運転や省エネルギーは従業員一人ひとりの意識改革が欠かせませんが、『セーフメーター』を活用し、組織一体で取り組んだ事で成果が上がっていると実感しています」と、広瀬さんは語っています。
 トーカイ様では、本格導入から1年も経たずに成果が明確となったことから、企業グループ全体で「セーフメーター」を導入しようという動きが出ています。2012年春には水の宅配事業を手掛けるアクアクララ部門で全車への導入が決まりました。加えて、介護用品レンタル部門でも導入を検討中とのことです。
広瀬さんがリースキン部門を担当されて、まず最初に取り組まれたのが「洗車の徹底」です。「日本一きれいな業務用車両をめざそう」ということで、普通の洗車程度ではなく、新車並みのきれいさを徹底して追求。お客様のもとへきれいな車で訪問することの大切さを自ら気付くようにされています。「清潔」をモットーとする企業ならではの活動といえるでしょう。
それとともに、安全運転と燃費効率の改善に継続して取り組むことで、サービスのさらなるレベルアップとお客様のご満足、そして企業価値の向上に努めているトーカイ様。さらなる飛躍に向けて活動はこれからも続きます。

株式会社トーカイ

所在地 :〒500-8828 岐阜県岐阜市若宮町9丁目16番地
TEL :058-263-5111(代表)
事業内容 :病院リネンサプライや病院運営の周辺業務受託、介護用品のレンタル、リースキンブランドでの環境美化用品のレンタル、宿泊施設などへの寝具類のレンタル、アクアクララブランドでの水の宅配、ほか
ホームページ http://www.tokai-corp.com/

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