2019年02月27日

大阪ガス簡易データ計測サービス「ekul lite」にオプテックスのIoT無線ユニット採用

~法人向け、ガスや電気の使用量の見える化サービスをもっと手軽に~

 オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)が開発した「IoT無線ユニット」が、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:本荘 武宏、以下「大阪ガス」)の法人向けの簡易データ計測サービス「ekul lite(イークルライト)」の計測器として採用されました。当製品は、ガスや電力メーターから出力されるパルス信号*を取得し、低消費電力・長距離伝送(LPWA)のSigfox*経由でクラウドサーバに簡易に転送できます。既存のメーターと連携させるだけで、手軽に遠隔モニタリングによる利用量の見える化が可能となります。

ekul liteサービスイメージ 

  • ekulは大阪ガスの登録商標です。

 ガスや電気、水道などの利用量の見える化や省エネ制御などを行うサービスにIoTを活用する動きが活発化しています。今まで人が行ってきた工場や事業所などの広大な敷地に複数設置されている各種メーターの確認作業を自動化することで、人員削減(省力化)と、取得データの活用による業務の効率化を実現できるからです。
この度、さまざまなセンサーや設備機器をIoT化するオプテックスの「IoT無線ユニット」が、大阪ガスで4月1日からスタートする新サービス「ekul lite」の主要機器として採用されました。このIoT無線ユニットは、既存のガスや電力メーターに後付けで設置できるため、①簡単な工事で簡易データ計測を安価に実現できる、②電池駆動タイプなので設置場所付近に電源がなくても利用できる、③屋外でも安心して利用できる防水構造である などの点において評価を受け、採用されました。
 オプテックスの「IoT無線ユニット」は、既存のセンサーや設備機器を手軽にIoT化できることから、エネルギーの見える化をはじめ、タンク内の残量監視、設備の予兆保全、河川や道路などの水位・冠水監視など利用用途が広がってきています。これらのデータを活用し、省力化、業務の効率化を図ろうとするお客様の活動の支援をさまざまなパートナー企業と協働しながら推進していきます。

IoT無線ユニット仕様

  • Sigfox:IoT 向けのLPWA通信規格の1つ。欧米を中心に60か国で展開され、国内では京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)がインフラ構築およびネットワークサービスを提供しています。2017年2月のサービス開始以降エリア構築を進め、人口カバー率は2018年11月に90%となり、2019年夏に97%を目指しエリアの拡大を進めています。

本件に関するお問い合わせ先

オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山

E-mail:oj-pr@optex.co.jp