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新生オプテックスグループが生み出す新たな価値にご期待ください
オプテックスの歴史を振り返って
オプテックスグループ(株)代表取締役会長兼CEO 小林 徹
オプテックスグループ(株)
代表取締役会長兼CEO
小林 徹

 オプテックスグループは、2017 年1月より持株会社であるオプテックスグループ(株)の傘下にオプテックス(株)、オプテックス・エフエー(株)、シーシーエス(株)などの事業会社を置く「持株会社体制」に移行し、私は新会社オプテックスグループ(株)の会長に就任いたしました。

 1979年5月、技術者3名のベンチャー企業として創業した当社は、遠赤外線を応用した世界初の自動ドア用センサの開発をはじめ画期的な新技術・新商品を創出するとともに、未知の分野への果敢なチャレンジによって事業領域を広げてきました。セキュリティ、自動ドア、FA(ファクトリー・オートメーション)という3本柱の事業構造が確立されたのは創業7年目ごろであり、ベンチャーならではのチャレンジ精神で企業の骨格を早期に作り上げることができました。

 1989年からは独SICK社との合弁会社設立によりグローバル事業展開が本格化し、1991年には創業時から目標としていた株式上場を果たしました。さらに2005年には中国に自社工場を設け、名実共に「メーカー」となるとともに、為替変動に耐えられる収益構造を強化しました。その後もバブル経済崩壊やその後の超円高、リーマンショックといった激動の時代を乗り越え、現在に至るまで持続的な成長を遂げてまいりました。そうした当社の歴史において、今回の新体制への移行は非常に大きな出来事となると私は考えています。

 
「第2 の創業期」のスタート

これまで当社グループは「グローバルニッチNo.1」を合言葉に、さまざまな分野にビジネスを広げ、独自性の高い事業を展開する企業の集合体として持続的成長を遂げてきました。今後もそのような独創性ある事業をいかに増やしていけるかが、われわれの成長の鍵を握っています。

 そこで求められるのは「グループとしての強力なガバナンス」です。商品も、顧客も、ビジネスモデルもさまざまに異なる企業の集合体に横串を刺し、全体を最適化するグループ運営や意思決定を行っていく。同時に、それぞれの事業会社がよりビジネスに専念できる組織環境を実現する。持株会社制への移行は、そうしたバランスのとれたガバナンス体制の構築を目指し、経営陣で何度も議論を重ねたうえでの決断でした。

 私はこれを「第2の創業期」のスタートだと考えています。各社を担う新経営層は、社長の小國をはじめ皆、決断力・指導力に優れた人材です。彼らのリーダーシップのもと、社員一人ひとりが創業期のベンチャースピリットを持ち、革新的な技術・製品・サービスを創出することで、新たな成長軌道を描いてまいります。新生オプテックスグループの未来に、ぜひご期待ください。


オプテックスグループ社長メッセージ
グループ化によるシナジーで新ビジネスの創出を目指します
グループ各社が事業に専念できる組織環境を
代表取締役社長 小林 徹
オプテックスグループ(株)
代表取締役社長兼COO
小國 勇

 このたびオプテックスグループ(株)の社長に就任した小國です。 

 私のオプテックスでの初仕事は世界初の赤外線自動ドアセンサの営業であり、その後セキュリティ製品も担当しました。2002年のオプテックス・エフエー(株)分社化後はやや距離をとりましたが、その間もグループ全体の動きは常に視野に入れていました。全社経営の統括という重責にはプレッシャーも覚えますが、これまでに会長の小林とも十分な議論を重ね、ビジョンを共有化しており、自分がやるべきことははっきりと見えています。

 新しいグループ体制において当社の果たすべき使命の一つは、各事業会社がビジネスに専念していくためのサポートです。経営企画や広報・IR、情報システム、内部監査、法務・知財、経理・財務といった間接業務を当社が統括することで、グループ全体の業務効率化を図ってまいります。

 
ベンチャースピリットあふれる企業集団に

もう一つの使命は、新たなグループシナジーの創出ですが、その前提条件としてグループとしての一体感を醸成する必要があります。商品や顧客だけでなく、異なる歴史・文化をもつ企業集団が、互いの違いを認めつつ、仲間・家族としての共通のアイデンティティを持つためのキーワードは「ベンチャースピリットあふれる企業集団」です。この言葉をグループビジョンの中核に据え、失敗を恐れず、常に前向きに課題にぶつかる姿勢を共有していきます。その一環として購買・開発・製造・営業・販促などの部門別に各社の担当者が集まり、交流し課題を抽出する「分科会」を毎月開催しており、相互理解は着実に進んでいます。今後はこれを当社が統括し、グループ経営の視点から判断を加えることでさまざまなシナジーの創出を期待しています。

 私はオプテックス・エフエー(株)の社長も兼務します。こうしたグループシナジーが最も早く表れるのが、同社とシーシーエス(株)です。すでに画像検査用LED照明分野で世界シェアトップのシーシーエスの販路活用によって、オプテックス・エフエーの高付加価値センサの海外販売が拡大しており、今後は購買や開発面でのシナジーも生まれてくるはずです。
 
  こうした動きを先駆事例として各事業会社に示すことで、シナジー創出に向けた意識の共有化を促し、競い合い、高め合うアグレッシブな企業集団として、さらなる成長を目指してまいります。