世界中で高い評価を得ている、最先端のレーザースキャンセンサがある。オプテックスが世界へ向けて発売した『REDSCAN』だ。赤外線レーザーの特性を利用して、人やモノを検出するセンサシステム。その用途は想像以上に幅広い。
例えば、発電所やデータセンター、倉庫などの重要な施設。ここでは、センサとカメラを連動させ、不審者を即時に知らせるセキュリティシステムとして活躍している。
アメリカの飛行機格納庫会社が着目したのは自家用ジェットの破損防止。プライベートジェットの所有者が多いアメリカでは、整備や修理などで個人の飛行機を預かる機会が多い。そこで問題になったのが、格納する際にボディを壁へ接触させてしまう危険性だった。一度当てれば、修理費用は数千ドル。壁面への接近を警告するために、高性能なレーザースキャンセンサが求められたのだ。

あらゆる場所で多彩な活躍を見せるREDSCANだが、開発当初に目指していた方向性は『建物のセキュリティ』に特化したものだった。ではなぜ、使い方にこれほど大きな広がりが生まれたのだろう!?
その理由こそ、REDSCANに秘められた開発の歴史そのものであり、幾多の問題点を乗り越えてきた結果でもあった。
自由な社風のもとオプテックスらしさを追求した、まだどこにもないレーザースキャンセンサへの挑戦。一見、完全無比に見える製品だが、その最先端の性能が後に大きな課題の原因となってREDSCANを襲うことになるのだった。
















